カブトムシやクワガタの人工蛹室!いつ必要?作り方は?

カブトムシやクワガタを飼っていると、餌の交換をしようと思ったらすでに蛹になっていたり、容器を間違って倒してしまうなどして蛹室を壊してしまうということもあるかもしれません。また、蛹室を破壊してしまうという事故でなくても、羽化する過程を観察してみたい、といった場合もあるかもしれませんね。そんなときに役に立つのがここで紹介する人工蛹室です。今回は、人工蛹室について解説していきたいと思います。


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人工蛹室とは?

人工蛹室というのは簡単に言えば文字通り、人の手で作った蛹室です。カブトムシやクワガタは、さなぎになる際に蛹室と呼ばれる部屋をつくります。蛹室をつくっている段階は前蛹と呼ばれます。この蛹室のなかでさなぎになり(蛹化)、成虫になります(羽化)。この蛹室をカブトムシやクワガタ自身ではなく、人の手で作ったものが人工蛹室です。

どんな時に利用する?

先程挙げた蛹室を壊してしまった場合や、羽化までの過程を観察したい場合以外にも、人工蛹室を活用する場面は多いです。例えば使用していた菌糸やマットが劣化した場合です。菌糸やマットが劣化してしまうと、思い通りに蛹室が作れないことがあります。

前蛹状態になっていなければマットを交換してもよいのですが、人工蛹室を利用するのも手です。ほかにも入れ物の側面付近など、羽化不全の可能性が高くなるところに蛹室を造った場合、あるいは単純に蛹室にカビが生えるなどのまずい状況が発生した場合などにも人工蛹室は活用できます。

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人工蛹室の作り方

人工蛹室は昆虫ショップなどで市販されているものがあるので、それを用いるのが手っ取り早いです。とはいえ、園芸用のオアシスを用いれば簡単に作成することができます。

園芸用オアシスを準備し、カッターナイフやスプーンなどを用いてオアシスをカットしていきます。オアシスを蛹室と同じぐらいの大きさに切り抜き、部屋をつくれば完成です。蛹室はほぼ楕円状の形ですが、傾斜をつけ(後ろ側を低くする)前のほうの円の幅を少し広げればより実際の蛹室に近い形になります。

あとはオアシスに水を含ませて、前蛹や蛹を入れれば羽化までもっていくことができます。人工蛹室をつくれば100%解決するわけではありませんが、トラブルが起きた場合の有効な手段の1つです。たいていのカブトムシやクワガタに関しては蛹室を横に造るので、このような形で大丈夫ですが、国産カブトなどの蛹室を縦に造る種類の場合は少し工夫が必要です。

国産カブトの人工蛹室でよく用いられるのがトイレットペーパーの芯です。なんだか安っぽいな・・・といった感じですが、湿らせたティッシュなどを底に敷き、トイレットペーパーの芯を立てて固定すれば人工蛹室になります。園芸用オアシスを縦にして縦に深くくりぬいてもできますが、トイレットペーパーの芯を用いたほうがより簡単です。

カブトムシの蛹に関しては以下のページも参照して下さい。

カブトムシの蛹の育て方、期間、時期などを解説!

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最後に

人工蛹室を用いれば、蛹や蛹になるまでの過程においてトラブルがあった際に羽化不全などを防止するのに有効です。加えて羽化までの感動的な様子を観察することも可能です。

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