アキクサインコの飼育法を解説!餌や種類、性格、寿命など

   

アキクサインコとはオーストラリア固有種のインコです。きれいなピンク色を全身にまとうアキクサインコは、近年ペットとして人気急上昇中の品種です。では、アキクサインコはどのように飼育すればよいのでしょうか。今回は、アキクサインコの飼育についてみていきたいと思います。

色や種類、大きさ

原種のアキクサインコは地面の上で餌をとる際にカモフラージュとなるよう、くすんだピンク色の腹部と褐色の背中や尾羽で地味な色合いのデザインをしています。しかし、近年のペットとしての改良により、現在は背中や羽の色に濁り色がないピンクの個体や、パステルイエローの個体、ブルー系、グリーン系など様々な色彩のアキクサインコが誕生しています。

中でも全身ピンク色で、風切り羽と尾羽のみ青色や黄色の色合いをもつ「ローズ」、目が赤く、ピンク色と黄色の羽毛で全身が覆われている「ルチノー」は人気の高い種類です。全長は約20㎝~23㎝でオスのほうがやや大きめです。

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By Peter Dutton - originally posted to Flickr as Pretty Bird, CC BY 2.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=4355906

アキクサインコの性格

アキクサインコは温和でのんびりとした性格で、飼い主に従順です。野生のアキクサインコは10羽程の群れを成して行動するため、協調性があり複数飼いも可能です。また、攻撃性が少なく破壊力もほとんどないため、初心者の方でも飼育しやすい種類です。

しかし一方で、アキクサインコには臆病な一面があり、地震などに驚いてパニックを起こしやすい種類です。また、飼い主にベタベタと触られるのは苦手で、飼い主の肩や手に止まって一緒にのんびりするのを好む傾向にあります。しかし、一羽でいることは苦手なので、放置するのではなく、あくまでも濃厚なスキンシップなしで愛情あるコミュニケージョンをとってあげましょう。

飼育方法と必要なアイテム

アキクサインコはのんびりとしていてそこまで活動的な種類ではありませんが、尾羽が長いので高さのあるケージが必要となります。また、飼い主との濃厚なスキンシップは苦手ですので、ケージの中でゆっくりと過ごせるよう、50㎝四方のサイズの大きめのケージ選んであげましょう。

ケージ内に用意する止まり木は長い尾羽が床につかないよう、高い位置に取り付けてあげます。

その他エサ入れ、水入れ、巣箱、おもちゃを用意してあげます。アキクサインコは地面を歩き回って餌をとる習性があるため、エサ入れは金網に設置するタイプではなく、床に容器を置いてあげると良いでしょう。

アキクサインコはのんびり屋でそこまで活発ではないのでおもちゃを複数個用意する必要はありません。また、パニックを起こしやすい種類でもあるので、パニックにいなった時怪我をしないよう、ボールなど突起のない柔らかい素材のおもちゃを選ぶと良いです。

のんびりと穏やかな性格のアキクサインコですが飛ぶことは大好きです。一度飛び出したら捕まえるのは大変なので、気が済むまで飛ばせてあげましょう。放鳥の際は周辺に危険物が無いか、窓は空いていないかなどをしっかりと確認するよう気を付けましょう。

アキクサインコは寒さに比較的強い種類ですが、気温の変化が激しい日本の気候はアキクサインコの体に負担をかけてしまいます。そのため、冬場はヒーターなどで保温し、夏場は風通しの良い場所にケージを移動させたり、エアコンなどで調節しこまめに温度調節を行いましょう。

アキクサインコの主食には粟やヒエなどのミックスシードを与えます。しかし、中型用インコの餌はアキクサインコには高脂質であり、またアキクサインコは大食漢であるためすぐに肥満につながってしまいます。そのためヒマワリの種やパンプキンシードなどの配合量の少ない小型用のミックスシードをお勧めします。その他野菜や果物をミネラル・カルシウム補給として与えてあげると尚良いです。

与えすぎには注意して、しっかりと健康管理を行いましょう。

アキクサインコの寿命

寿命は8年~15年と言われています。しかし、中には15年以上生きた個体もいると言われているので、体調管理をしっかりと行えばより長生きすることも可能とされます。

最後に

いかがでしたか。ピンク色を中心に色彩も豊富で綺麗な鳥です。おとなしめの鳥なぶん、スキンシップなどをして触れ合いたい方には少し向いていないかもしれませんが、逆に言えば飼育しやすくお勧めできる種類でもあります。

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