タイハクオウムの飼育法を解説!餌、鳴き声、性格、寿命は?

      2017/11/24

タイハクオウムとは

タイハクオウムはインドネシア・モルッカ諸島北部の固有種のオウムです。標高600m以下の森林、特に原生植生が破壊された後に生じる二次林に好んで生息し、ペアまたは小規模の集団を成して生息します。

タイハクオウムは全長約46㎝で、「タイハク(太白)」という和名の通り、全身を美しい白い羽毛で覆われ、ふっくらとした体型をしています。頭頂部には後方にかけて弓型に曲がった、長くて白い冠羽があるのが特徴です。この冠羽が開くと幅広で傘のように見えることから、別名「アンブレラコッカトゥ」とも呼ばれています。

現在、タイハクオウムは土地開発による生息地の破壊や食用・ペット用としての乱獲などにより、その生息数は減少しています。

タイハクオウムの性格

タイハクオウムはオウム科の中では比較的大人しく穏やかな性格で人にも懐きやすいです。また、大変賢く記憶力、表現力ともに優れているため飼育し易いオウムです。しかし一方で、寂しがりやな一面もあり、十分に構ってあげないと落ち込んで拗ねてしまうこともあるため、忙しくてオウムと遊んでいる暇はないという方には飼育はあまりお勧めできません。

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飼育方法と必要なアイテム

全長46㎝ほどのタイハクオウムの飼育には、大型インコ用のサイズのケージを使用します。タイハクオウムの口ばしは大変力強く破壊力が抜群なので、壊されないように頑丈なケージが必要となります。

タイハクオウムは環境の順応性に優れ、寒さにも強く丈夫なため、成体のオウムであれば年間を通して屋外での飼育が可能です。しかし、極端な温度差は体調を崩す原因となりますので、屋外飼育の場合は冬場はケージを防寒材で囲ったり、小屋に移すなど十分な防寒対策が必要となります。

室内で飼育を行う場合は室温を23度前後に保ちましょう。また、タイハクオウムは日光浴も必要とするため、定期的に行ってあげましょう。

タイハクオウムは人懐こく甘えん坊で遊ぶことも大好きです。そのため、1日に1時間は放鳥させてあげるように心がけましょう。放鳥の際には一緒におもちゃで遊んであげたり体を優しく撫でてあげるなどしてスキンシップをとると、タイハクオウムとよい関係を築くことができます。

また、嫉妬心も強く、ほかの鳥も飼育している場合、その鳥が飼い主にベッタリしていると嫉妬して攻撃してしまう可能性があるため注意が必要です。

ケージ内にはエサ入れや水入れ、巣、止まり木のほかにおもちゃも用意してあげましょう。おもちゃはタイハクオウムのストレス発散用として役立ちます。壊れても問題ないよう、安価なものを使用するとよいでしょう。

鳴き声について

タイハクオウムは大型インコやオウムの中でも特に声量が大きく、朝や夕方になると習性で雄叫びを上げることがありますので、防音対策は必ず行いましょう。アパートやマンションなどの集合住宅や密集した住宅街では近隣の迷惑になる可能性が大きいため、飼育は難しいとされます。

タイハクオウムは植物食の強い雑食性です。飼育下においてはインコ用のペレットやミックスシードなどを中心に、ミネラルやビタミン補給として小松菜やチンゲン菜などの青菜や果物を副食として与えてあげましょう。

栄養バランスの偏りと脂質過多には気を付けて、健康的な食生活が遅れるよう心掛けてください。

タイハクオウムの寿命

タイハクオウムの寿命は40年以上とされており、一度飼育すれば長く一緒にいることが可能です。

最後に

いかがでしたか。「太白」という名の通り、白くて美しくかっこいいオウムです。鳴き声が大きいので注意が必要です。

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