水槽の掃除屋・ヤマトヌマエビの飼育法!餌は?繁殖は可?

ヤマトヌマエビはエビ目ヌマエビ科に属するエビの一種で、インド、太平洋沿岸の淡水の河川に生息しています。日本産ヌマエビの中では大きな方で、ペットとして飼育もされています。今回は、そういったヤマトヌマエビの飼育法についてみていきたいと思います。


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大きさ、生息域

色は半透明の淡青色〜緑褐色で、大人でオスは35mm、メスは45mm程度。メスの方が大きく体色も濃くなっています。マダガスカル、フィジー、日本までインド、太平洋沿岸の熱帯、亜熱帯に分布し日本では西日本に分布しています。

ヤマトヌマエビの飼育

ヤマトヌマエビは雑食性で、藻や生物の死骸、それらが分解されたもの(デトリタス)などで、前脚の鋏でこまめに口に運びながら食します。基本的に夜行性で、昼間は水中の岩石や水草、落ち葉のかげにひそみ、夜にえさを探して動き回ります。捕まえると他のエビがピチピチとはねるのに対し、ヤマトヌマエビは歩き出すのも特徴的です。

人間の食用とはなりませんが、水槽で他の熱帯魚と一緒によく飼われています。というのも、ヤマトヌマエビは水槽内を活発に動き回って水槽内の藻や水垢などを食べ、水槽の掃除をしてくれるのです。

メダカとの相性が特によく、水温や水質もメダカの飼育環境と合っています。ヤマトヌマエビは5cm程度にもなり、飼育環境は忠誠〜弱アルカリ性の水質を好みます。また水温は10度から28度程度と比較的適応幅も広く、アオミドロなども盛んに食べてくれますので、水質もきれいに保てます。

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餌が少ないと同じ水槽の小魚や自分より小さいミナミヌマエビなどを食べることがあり、また自分より大きい魚がいると物陰に隠れて出てこないこともあるので、一緒に飼う相手を選ぶのには気を使います。その点でもメダカは共生に適しています。

ただし、一般にエビ類全てに言えることですが、薬品には弱いので、薬の使用や水槽のある部屋での殺虫剤の使用には注意しましょう。水草を新たに入れる場合には必ず農薬を使用していないか確認するようにしてください。

新たに飼ってきて水槽に入れる場合には、水合わせもお忘れなく。飼ってきたときの水を水槽に入れて様子を見て、徐々に準備した水を合わせて慣らしていきます。その過程で水質が極端にアルカリ性になったり、酸性になったりしていると弱ってしまうので、ゆっくり時間をかけて調整していきます。

また、エビは節足動物なので脱皮することがあります。まれに水質の悪化で脱皮することもありますが、脱皮後変わらずに生きている場合はさほど心配は要りません。そのまま死んでしまうような場合には水質が低下していると考えた方が良く、メダカが弱る前に危機を教えてくれるというところもあります。

繁殖は可能?

繁殖を考える場合には、幼生期に海水が必要となります。孵化した幼生は通常川の流れに乗って海へ下り、浮遊するプランクトンを食べて育ちます。エビの形をした4mmほどの稚エビになるためには一ヶ月ほどの間に9回脱皮し、これぐらいの大きさになると河口域に集まり川底を歩いて、川を上がってくるのです。

繁殖をさせるためには、抱卵したメスを2週間目ぐらいから隔離して、孵化した幼生を海水か汽水の水槽に移します。餌となる藻類も入れておくようにします。繁殖の難易度としては高いことと、さほど効果ではないためそこまでする方は少ないようですが、手をかけて育ててみたい方にはおすすめです。

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ヤマトヌマエビの寿命

寿命は一般的に2~3年程度ですが、3年以上生きることもあります。

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最後に

いかがでしたか。メダカなどともよく飼われるヤマトヌマエビ。水槽の掃除屋としても利用できますので、興味がある方はぜひ飼育してみてください。

 

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