猫のシャンプーを解説!必要な場面は?手順は?

      2017/11/24

猫のシャンプーは必要か

猫は基本的に体毛や皮膚が水に濡れることを嫌い、シャンプーをしようとすると、狂ったように抵抗してくることがあります。これは、猫の祖先と言われている「リビアヤマネコ」が昼夜の寒暖差が激しい砂漠の出身であることが理由だと言われています。寒暖差の激しい砂漠では、濡れたまま寒い夜を迎えると、水分が蒸発するときの気化熱によって体温を奪われてしまい、命取りになりかねません。このことから、身を守る本能により、水に濡れることを嫌がるのです。

また、猫の唾液には衛生を保つ成分が含まれているので、毛をなめるだけで清潔に保たれると言われています。そのため、本来はシャンプーを行う必要性はないのですが、人間との共同生活で支障を来す場合であれば、シャンプーを行う必要が出てくるでしょう。

シャンプーが必要な猫

具体的には、体が汚れすぎている、カビや菌が被毛に繁殖している、臭いがひどい、スプレー行為がひど過ぎるなどの猫です。

体が汚れすぎている

外に頻繁に出歩く猫の場合、体に泥や菌が付着してしまうことがあります。特に雨の日や雨上がり後の場合は汚れやすく、汚れを放っておくと見た目の汚さのみならず、汚れによって病気になったり、家の中に雑菌がつく可能性もあります。そのため、シャンプーをしてあげる必要がでてきます。

カビや菌が被毛に繁殖している

室内飼育の場合でもカビや菌が被毛に繁殖し、それが原因で毛が剥げてしまうことも少なくありません。この場合には、薬品を使用するほか、シャンプーやシャワーでカビや菌を洗い流してあげることも大切となります。シャンプーをどうしても嫌がる猫の場合であれば、濡れ布巾などで丁寧に拭いてあげましょう。

臭いがひどい

基本的に完全室内飼育の猫の場合は体臭が気になることはありませんが、外に頻繁に出かける猫であったりする場合、臭いがきつくなることもあります。この場合はシャンプーをしてあげ、臭いを取り除くと不快な思いをする必要がなくなります。

スプレー行為がひど過ぎる

スプレー行為とは、猫がマーキングのため尿をまき散らす行為で、特に繁殖期によく見られます。この尿は普通の尿に比べ臭いが強く、放置しておくと猫にも臭いが付いてしまいます。猫がスプレー行為をした際はおしりをウェットシーツで拭いてあげ、それでも強い臭いを放つようであればジャンプーをすることを検討しましょう。

猫のシャンプーの手順

猫のシャンプーを行う際にポイントとなるのが、31度~34度のぬるま湯使用することです。また、夏場と冬場では体感温度が異なるため温度を微調整してあげましょう。

まず始めの手順として、シャワーで頭以外の猫の体をゆっくりと濡らします。次に、猫用シャンプーで頭以外の全体を素早く洗います。全体をよくシャンプーで洗ったら、ぬるめのシャワーでシャンプーをしっかりと洗い流してあげます。

猫は水にぬれるとストレスになってしまうため、ここまでの工程は5分以内を目指に行いましょう。

シャンプーをきれいに流し終わったら、手で水を切ってあげます。その後、体を十分に包むことのできる大きめのタオルでしっかりと水分を拭き取ります。最後にドライヤーで乾かしてあげたら完了です。ドライヤーは30㎝以上離し、熱で猫が火傷しないように注意してください。

全体の工程で10分~15分程度でシャンプーを終わらせてあげることが理想であり、これ以上時間をかけてしまうと相当なストレスを感じさせてしまうので、素早く行うよう心がけましょう。

最後に

もともと猫は濡れることを嫌うので、基本的にはシャンプーは必要ありません。必要となる場面が出てきた場合は、なるべく素早く行って猫にストレスがかからないよう気を付けてください。

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