アトラスオオカブトの飼育法を解説!値段、産卵のさせ方も

アトラスオオカブトは、コーカサスオオカブトによく似た3本角をもつ大型のカブトムシです。外国産のカブトムシの中では値段は最も手軽な種類の1つで、昆虫ショップに限らずホームセンターなどでもよく売られています。値段などを考えると、産卵や幼虫飼育はヘラクレスなどと比べて少し難しいですが、外国産のカブトムシの飼育も始めてみたいという方にはオススメの種類とも言えます。外国産の虫が好きな方でも、このアトラスオオカブトから入ったという人は多いのではないでしょうか。今回は、そういったアトラスオオカブトの飼育についてみていきたいと思います。


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アトラスオオカブトの飼育法

基本的にはほかのカブトムシと同じように飼育できます。飼育する際に必要なものとしては、飼育ケースや昆虫マット、転倒防止用の止まり木、餌(昆虫ゼリー)です。飼育ケースに昆虫マット(飼育するだけなら昆虫用として売られているものであれば何でも大丈夫です)を敷き、転倒防止用の止まり木、昆虫ゼリーを配置すればセット完了です。あとはそこにアトラスオオカブトを入れてください。

日常の世話としては、カブト、クワガタ全般に言えることですが、乾燥しすぎは良くないので適宜霧吹きを行って下さい。べちゃべちゃにする必要はありません。昆虫ゼリーもなくなる前に交換してあげてください。

また外国産のカブトムシのため、温度管理が必要になります。温度は25℃ぐらいが適しています。なるべくこのぐらいの温度になるようにし、30℃以上の高温が長時間続くような環境は極力避けたほうが無難です。

産卵セットの組み方

産卵セットは、基本的にほかの外国産カブトムシと同様です。マットには一般にカブトマットと呼ばれる発酵の進んだ黒っぽいマットを用意します。飼育ケース(プラケース大以上推奨)にカブトマットを6~7割ほど入れて固め、さらに数cmふんわりと乗せてやります。固めとふんわりの割合は適当で大丈夫です。そして転倒防止用の止まり木、昆虫ゼリーを入れた後、メスを入れます。アトラスオオカブトはたいていがワイルド品(野外採集品)なのでメスをそのまま入れても産んでくれる可能性は高いです。

卵や幼虫が取れたら、同じくカブトマットで育てます。幼虫期間は1.5年ほどです。温度管理も行うようにしてください。コーカサスオオカブトもそうなのですが、アトラスオオカブトもつのがやや伸びにくく、飼育下でかっこいい個体を羽化させるのは少し難しいです。値段も安いため、幼虫飼育は知名度のわりに行われていない印象を受けます。

アトラスオオカブトの値段

先程述べた通りアトラスオオカブトは外国産カブトムシのなかでも非常に安価です。だいたい1000~2000円程度で購入でき、店によっては3桁の値段で購入できます。フィリピン産のアトラスなど産地が珍しいものは少し高くなります。

アトラス、コーカサスの違い

アトラスオオカブト、コーカサスオオカブトは酷似していますが、頭角(3本角のうちの真ん中の角)で見分けます。頭角の真ん中あたりではっきりとした突起が1つあるのがコーカサスオオカブトで、少し山のように盛り上がっているのがアトラスオオカブトです。メスの場合、背中を触ってふわふわした感じのものがコーカサスオオカブトで、ざらざらした感じのものはアトラスオオカブトです。

なお、コーカサスオオカブトのほうが大型化しますが、アトラスオオカブトのほうが生息域は広いといえます(ミャンマー、マレーシア、インドネシア、フィリピンなど非常に広範囲に生息しています)。

なお、あまり売られておらず、値段も高いのですがアトラス、コーカサスに酷似する種類にモーレンカンプオオカブトがいます。モーレンカンプのオスは角がアトラス、コーカサスに比べ直線状です。メスは胸部の縁の部分が同じく直線状になります。この種類はアトラスとコーカサスとは比較的容易に判別できます。

コーカサスオオカブトについては以下のページを参照してください。

コーカサスオオカブトを解説!寿命・飼育法は?値段は?

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アトラスオオカブトの名前の由来

名前は、ギリシャ神話に登場する神であるアトラスからきています。なお、アフリカにアトラス山脈という山脈がありますがもちろん無関係です。

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最後に

いかがでしたか。アトラスオオカブトは基本的に1ペア1000円台と安価で購入できます。これから外国産のカブトムシやクワガタを飼ってみたい方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。日本のカブトムシとはまた違ったカッコよさが感じられることでしょう。

 

 

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