ヤマネ(アフリカヤマネ)の飼育法!餌、寿命、性格、温度など

      2017/01/30

ヤマネとは

ヤマネはネズミ目ヤマネ科のげっ歯類です。ヤマネは森林を生息地とし、樹上棲で、枝と枝の間を跳躍したり、細い枝はぶらさがりながら移動します。また、時には後足だけで樹上にぶら下がることもあります。

ヤマネは多くの別名があり、「モモトリ」「リスネズミ」「コオリネズミ」など、日本各地で13もの異なった呼び名を持ちます。

ヤマネの全長は約7㎝~8㎝で、尻尾は約5㎝ほど、背面は淡褐色をベースに暗褐色の縦縞が入り、腹面は白色の被毛を持ちます。

ペットにできるヤマネの種類

日本固有種のニホンヤマネは土地開発や森林伐採の影響により個体数が減少してしまったため、国の天然記念物に指定されており飼育は禁止されています。そのため、現在ペットとして流通しているヤマネは主にアフリカヤマネという品種です。

ヤマネの性格

性格は非常に臆病であるため、最初から抱っこなどのスキンシップを行うと恐怖からストレスになってしまいますので、時間をかけてゆっくりと慣らしてあげることが大切です。

飼育方法と必要なアイテム

体長約8㎝前後と小さな動物ですが、樹上性で活発に動き回るため、飼育ケージは高さのある大きめのハムスターやリス用ケージを使用しましょう。これらのケージを使用する際、網目が大きいとその隙間から脱走してしまう可能性があり、特に幼体は体が大変小さいため網目の大きさには注意しましょう。また、ヤマネは夜行性のため照明器具をケージに設置する必要はありません。

ヤマネは樹上性なので、止まり木や登り木、巣箱を利用しケージ内をレイアウトしてあげましょう。ヤマネは大変臆病な性格なので、身を隠し落ち着けるよう巣箱は必ず用意してあげてください。

床材は特に決まったものはありませんが、砂などの細かい粒のものは飲み込んでしまう可能性があるため、ウッドチップや牧草など誤飲の恐れがないものを使用しましょう。また、新聞紙やペットシーツなどは排泄物の処理が楽なためおすすめです。

温度について

ヤマネは15度以下になると冬眠する準備をはじめ、5度以下になると冬眠してしまうため、冬場はパネルヒータを使用したりエアコンで飼育している部屋全体を保温するなどして、25度前後を目安に常に保温を行いましょう。また、30度以上の高気温は熱中症を引き起こす危険性があるため、夏場は風通しの良い場所で飼育し、凍らせたペットボトルやエアコンで調節して高気温になるのを防ぎましょう。

ヤマネ

人なれする?

ヤマネは非常に臆病な動物であり、人に慣れるのには時間を要します。迎え入れた最初から過度なスキンシップをとるとストレスになってしまいますので、飼育し始めの頃はケージの外から優しく話しかけてあげ、少し慣れてきたら手から餌付けするなど段階を踏んで慣れさせてあげましょう。

ヤマネは雑食性であるため、ハムスター用の混合飼料を中心に与えてあげるとよいでしょう。また副食としてリンゴやブルーベリーなどの果物や葉野菜、ミルワームやコオロギなどの昆虫を与えてあげると、必要な栄養分が補えるためおすすめです。

ヤマネの寿命

野生下での寿命は3年ほどですが、飼育下では外敵が存在しないうえ常に食事をとることもできるため、その寿命は8年ほどと言われています。

ヤマネの値段

先程述べたアフリカヤマネでいうと、1匹あたりの値段は1~1.5万円程度です。意外と安く購入できる生き物です。

最後に

いかがでしたか。メジャーなペットではありませんが、値段はそこまで高くなく、環境さえ整えられれば比較的手軽に飼育を始めることもできます。臆病なので慣れるまでに時間を必要としますが、根気強くやっていきましょう。

 

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