スフィンクスは無毛の猫!性格、値段は?アレルギーは大丈夫?

      2017/11/24

スフィンクスは、猫の品種の一種で、伝説の生物であるスフィンクスにちなんで名づけられた種類です。ここでは、そのスフィンクスについて調べてみたいと思います。

スフィンクスの歴史

スフィンクスは1966年にカナダのトロントで、短毛のイエネコから遺伝子の突然変異によって無毛の猫が誕生したことがその始まりとされます。

1970〜80年台にはカナダやアメリカの各地でブリーダーが無毛の猫の繁殖を試み、「デボンレックス」という猫との交配を成功させ、現在のスフィンクスの祖先が誕生しました。現在では、異種交配種はデボンレックスのみ認められていますが、デボンレックスとの交配による歯の重大な障害や、神経系の障害を引き起こす可能性があるため、これを認めていない団体も数多く存在します。

座る姿がスフィンクスのようであることから、「スフィンクス」とそのままの名がつけられました。

1979年にアメリカで、2006年にはイギリスで認められた品種です。

その独特な見た目から、スティーブン・スピルバーグ監督の有名なSF映画「ET」のモデルにもなった猫です。

スフィンクスの特徴

スフィンクス

スフィンクスは体重約3〜5kgの中型の猫です。丸みのあるくさび形の頭部に、大きく幅の広い耳、アーモンドのような形のつり目、そして先端に向けてムチのように細くなる尻尾を持ち、全体的に細身で華奢に見える体形ですが、以外にも筋肉質です。

スフィンクスの最大の特徴は髭すらもない無毛の体です。実はわずかに産毛が生えており、この産毛には豊富な色合いと模様が公認されています。

ほぼ無毛の体はしっとりと滑らかで、スウェードのような手触りとたとえられることもあります。

猫アレルギーとの関係

スフィンクスはほぼ無毛なため、猫アレルギーの症状が出にくい猫としても知られています。そのため、猫アレルギーの中でも軽度な方であれば飼育することは場合によっては可能です。しかし、猫アレルギーの原因には、猫の唾液などに含まれる糖タンパクも影響しています。

そのため、スフィンクスが毛づくろいした際に、スフィンクスの産毛に糖タンパクが付着し、その抜け毛を吸い込んでしまいアレルギーが出てしまうこともあるので、やはり注意が必要です。

スフィンクスの性格

スフィンクスは好奇心旺盛で賢く、飼い主に従順な性格です。しかし一方で、活発で人に注目されるのが大好きで、イタズラ好きな一面もあります。そのため、飼い主の気を引こうとイタズラをし、思わぬ事故を引き起こさないためにも、しっかりと根気よく何が良くて何がダメなのかを教えてあげる必要があります。

スフィンクスは好奇心旺盛で、おもちゃで遊ぶことが大好きな子が多いです。また、人見知りもほとんどしないため、家族や子供、他の動物とも問題なく共存でき、人と遊ぶことも大好きなので子供のよい遊び相手にもなってくれます。

スフィンクスのかかりやすい病気

スフィンクスはほぼ無毛なため、外の環境での紫外線などの刺激によって皮膚病にならないよう、肌を守る必要があります。

また、通常は被毛が皮膚から分泌された皮脂を吸収する役割を果たしますが、スフィンクスは産毛しか生えていないため十分に皮脂を吸収することができず、溜まった皮脂により皮膚病を発症する可能性があります。他の猫のようにブラッシングを必要としない分、スフィンクスを定期的にお風呂に入れたり、蒸しタオルでマッサージをするように体を拭いてあげたりして、汚れや皮脂を落としてあげましょう。

また、被毛がないため寒さに弱く温度変化に敏感なので、室温には気を付けましょう。

スフィンクスの値段

スフィンクスの値段はだいたい20万円前後です。ペットショップからもブリーダーから直接買うこともできますが、猫の中でも高額な部類で、なかなか手の出にくい値段です。しわのある個体は特に値段が高くなる傾向にあります。

最後に

スフィンクスは何より毛がないという非常に風変りな姿が特徴的です。値段が高いのでお金に余裕がある方向けですが、他の猫とは違った魅力のある猫でもあります。興味を持った方はスフィンクスを取り扱っているブリーダーやペットショップなどを探してみては。

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