南米のラクダ・グアナコってどんな動物?

南米のラクダといえば、真っ先に思い浮かぶものはアルパカかもしれませんね。しかし、アルパカのほかにもいくつかの種類が生息していて、彼らは一見するとよく似ています。アルパカに次いで有名なものはリャノです。この2種類は高校での地理なんかにおいても目にすることもあると思います。

ほかにこれらと似ている種類に、ビクーニャグアナコが挙げられます。グアナコはこの4種類の中では一番生息域が広く、アルゼンチンの南部のほうまで生息している種類です。今回はそういったグアナコについて調べてみようと思います。ちなみにグアナコという名前は、南アメリカの言語であるケチュア語のhuanacoという言葉からきています。


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大きさ・生息域・寿命

体長は1.6m程度、体高は1m強、体重は90~120kg程度となります。アルパカやビクーニャよりも大きくなります。生息域はペルー、ボリビア、チリ、アルゼンチンのパタゴニア地方などとなります。ペルーのトレスデスパイネ国立公園、アルゼンチンとチリによって分割されているフエゴ島などにも多く生息しているようです。寿命は20-25年程度となります。大人になるまでの期間は約3年程度のようです。

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グアナコの群れ

グアナコは群れを形成します。群れの構成はどうなのかというと、何頭かのメスと、それらの子供たち、そしてその群れを統率する1頭のオスからなります。独身のオスもいて、それらは別個で群れを形成しています。独身のオス50頭程度で群れを形成することもあるようです。オスは繁殖期になると支配の確立や、子孫を残すために暴力的な一面を見せ、戦い合ったりすることもしばしばです。

天敵にはピューマなどがいますが、群れを形成しているため、天敵が近づいても群れのうち一匹が気付くと、群れに警告を発して群れで逃げたりします。そのため個別でいるより逃げられる可能性は高くなりますね。また走る速度が意外と速く、50km/h以上で走ることもできます。なかなかに驚きの速さですね。

グアナコはリャマに近い種

グアナコはラクダ科ラマ属に分類され、同じように分類されるのはリャマが挙げられます。そう考えれば、ラクダ科ビクーニャ属に分類されるビクーニャ、アルパカに比べるとリャマに近い種類だといえますね。

リャマもグアナコも、身を守るために二重の熱い毛をもっています。カラーバリエーションはあまりなく、茶色で体の下になる部分は白色、というのはどの個体も大差がありません。その一方リャマはカラーバリエーションが大きいです。リャマは茶色のほかに黒色と白色のもの、まだら模様になるものもいます。

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グアナコの毛

先程も述べましたようにグアナコは厚い毛をもっています。グアナコの毛は獣毛として利用されたりし、ヒツジよりも軽い毛をもっているようです。グアナコの毛はアルパカほどは長くありませんが、ビクーニャより長くなります。その一方でビクーニャのほうが毛の利用価値は高くなります。

最後に

いかがでしたか。アルパカなんかと比べれば比較的マイナーな種類ですし、なかなか目にする機会はないかもしれませんが、ぜひとも名前を覚えてあげてくださいね。

 

 

 

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