ヘルマンリクガメの飼育法を解説!大きさ、餌、寿命、温度など

      2017/08/28

ヘルマンリクガメとは

ヘルマンリクガメはスペイン、イタリア、南フランス、トルコに生息するリクガメで、ヒガシヘルマンリクガメとニシヘルマンリクガメの2種に分けられます。甲長は約20㎝と小柄なリクガメで、ニシヘルマンの方が比較的小柄だとされています。日本ではヒガシヘルマンの方が流通量が多く、ニシヘルマンは流通量が少なくレアなため高価で取引されています。

ヘルマンリクガメは人懐っこく物怖じもしないので、初心者にも飼育しやすい種類です。

飼育方法と必要なアイテム

ヘルマンリクガメのお家となるケージは、幼亀の場合は60㎝~90㎝、成亀は90㎝~120㎝のサイズのケージまたは水槽を使用しましょう。ヘルマンリクガメは小柄ですが、活発な性格でよく動き回ります。そのため、甲長の4~5倍を目安に個体のサイズに合わせて選んであげましょう。

ヘルマンリクガメは日本の気候とよく似た地域に生息しており、寒さに強く丈夫です。しかし、高湿度は苦手で、適正湿度は約60%と言われています。そのため、空気のこもりやすいタイプの水槽や風通しの悪いタイプのケージは避けましょう。

床材には一般的に、湿気を適度に含むことができ、ジメジメしすぎない素材のヤシガラが使用されています。その他好みに合わせてウッドチップ、赤玉土などの天然素材のものを使用することも可能です。5㎝~10㎝の厚さで床材を敷き詰めて上げ、床材が古くなったり汚れてきた場合はこまめに交換してあげましょう。

その他、紫外線ライト、保温球、サーモスタット、ペット用ヒーターが必要となります。紫外線ライトは度数5,0または10,0のものを使用します。保温球は季節によってW数を調節し、春から秋にかけては50Wのもの、冬は75W~100Wのものを使用しましょう。

ヘルマンリクガメの適正温度は昼間の場合25度~28度前後、夜間は18度~20度前後とされています。そのため、冬場はペット用ヒーターが必要となり保温に気を配らなければいけませんが、比較的寒さに強いので他のリクガメほど神経質になる必要はないでしょう。

ケージ内の温度は全ての範囲を一定に保つのではなく、部分ごとに温度差を付けてあげることが大切です。30度以上のホットスポット、適温25度の場所、20度前後の涼しい場所(ケージの隅)というようにケージ内の環境を整えてあげます。

その他、エサ入れ、水入れを用意しましょう。ヘルマンリクガメはよく水を飲み、また清潔な水でないと飲まないこともあるので、毎日こまめに水を取り替えてあげましょう。

草食性のヘルマンリクガメには、小松菜やチンゲン菜、大根の葉などのカルシウムを多く含む葉野菜を主食として与えます。その他、ニンジンやトマト、キュウリ、サツマイモの葉や茎などの野菜もバランスよく与えましょう。ヘルマンリクガメはリンゴやバナナなどの果物も大好物ですが、果物は糖分が高く与えすぎは糖尿病などの病気の原因となり、また偏食になってしまう可能性もあります。そのため、果物はおやつ程度に少量与えましょう。

市販のリクガメ用の配合飼料は与えすぎると甲羅が凸凹になりやすいので、控えた方が良いでしょう。健康維持のためにも栄養バランスの整った野菜中心の食生活を心がけましょう。

 

ヘルマンリクガメの寿命

平均寿命は30年~50年ほどと長命です。

参照:クサガメ、リクガメ、・・ペットとしても飼われる亀の寿命

病気について

ヘルマンリクガメも生き物である以上、色々な病気になってしまうこともあります。亀の病気に関しては以下のページで解説していますので、そちらを参照してください。

亀の病気について解説!甲羅、皮膚は?種類は?

最後に

いかがでしたか。多くのカメにいえることですが、非常に長寿なのでしっかり世話をすれば長い間パートナーとして楽しめます。興味のある方は探してみてください。

 - 両生類・爬虫類