海洋生物最強のシャチ!天敵はいる?人間との関係は?

シャチといえば、あなたは何を思い浮かべますか。海の中での最強の生き物、そういったイメージを持つ方が多いのではないでしょうか。ほかの大型の魚では考えられないような連係プレーでアザラシなどの獲物を捕らえる姿は驚きの一言です。なお英語ではkiller whaleと書きます。このことからもシャチのすごさが伺えます。今回はそういった最強のシャチについて、天敵や人間との関係についてみていきたいと思います。


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シャチに天敵はいる?

ザ・最強とも思われるシャチですが、果たして彼らを喰らうような天敵はいるのでしょうか。もちろん自然界は100%順位付けが決まるほど単純ではないため、いる、いないと簡単に括ることは不可能です。

とはいえ、シャチを喰らう生き物はほとんどおらず、たとえば一見強そうなホッキョクグマでさえ、シャチにとっては餌です。また、ホホジロザメという人食いサメとも言われ、「ジョーズ」なんかでも有名なサメがいますが、彼らもシャチには敵わないとみていいです。というのも、シャチのほうが大きさ、賢さ、速さなどすべての点において優れているからです。実際、シャチは飢えているときなんかではホホジロザメも襲ったりします。

このようなことを考えると、シャチに天敵はいないと考えてOKです。実際、シャチは唯一天敵が存在しない生き物だ、という学説も存在するようです。これを天敵とみなすかは何とも言えませんが、人間が病気にかかったりするのと同様、シャチも寄生虫に侵されたり病気にかかるなどすることはあります。

シャチと人間

シャチは人間を襲う?

野生のシャチに人間が襲われたという事例はほとんどなく、今まで致命的なことになったことはないようです。1970年代にカリフォルニアで、2005年にアラスカで、好奇心によるものか餌と誤認したのか確かではありませんがシャチによって足を噛まれるなどする事例はありました。その一方で、飼われているシャチが人を襲った事件は1970年以来20件ほどあり、このうちのいくつかは致命的なものでした。

シャチの捕獲

初期におけるシャチの商業的な捕獲は、18世紀の日本によるものが記録されています。19世紀から20世紀前半において、捕鯨は盛んになりましたが、油があまりとれないことや、数が少ないこと、捕獲が難しいことなどからシャチが捕獲されることはあまりありませんでした

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しかし20世紀中盤ごろからシャチも捕鯨者のターゲットになり、1954年から1990年において、日本では1178頭、ノルウェーでは987頭のシャチを捕獲したようです。ソビエトの捕鯨者は、南極で捕獲した916頭を含めると3000頭以上を捕獲しています。とはいえ今日において、インドネシアやグリーンランドで生活のために少数を捕獲することが認められていますが、シャチを捕獲している国はありません。

水族館のシャチ

シャチは獰猛とはいえ、とても目を引く生き物であることや、訓練のしやすさ、人間への懐きやすさなどから水族館でも飼育されています。ショーなどに利用されることもあります。1990年ごろから野生のシャチを捕獲することは急速に少なくなり、1999年ごろまでには半分近くが飼育下で生まれたシャチになりました。日本における初めてのシャチの飼育は、1970年の鴨川シーワールド(千葉県鴨川市)によるものです。

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最後に

いかがでしたか。シャチの無敵さを改めて感じる一方、捕鯨の対象にもなっていたのは知らなかった方にとっては意外なのではないでしょうか。水族館でも飼育されているので、興味のある方は見に行ってみてください。

 

 

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