ランドシーアとはどんな犬?飼育、性格、特徴、歴史など

   

ランドシーアの特徴

ランドシーアは別名「ランドシーア・ニューファンドランド」と呼ばれ、ドイツを原産国とする犬種です。

体長は65㎝~73㎝の大型犬で、耳は垂れており、長くストレートなアウターコートと多量のアンダーコートのダブルコートを持ちます。毛色は白をベースにはっきりとした黒色の斑模様が入り、頭部は黒色で鼻周りは白色をしています。

ランドシーアという名は、この犬種をモチーフとして多くの絵画を描いたイギリスの動物画家エドウィン・ランドシーアに由来しています。

ランドシーアの歴史

ランドシーアの起源は明らかではありませんが、一説では昔ヨーロッパの沿岸部で、船引きや水難救助の手伝いをしていた大型犬がランドシーアの祖先であると伝えられています。1700年代初頭にはすでにランドシーアは存在していたと推測され、1900年代には、独立犬種として確立させようという動きが起こりました。しかし、第一次世界大戦の勃発によりその動きは一時消え、戦後再びドイツやスイスで血統管理が再開されました。

1960年代には独立犬種として公認されましたが、40年代~50年代にかけてニューファンドランドの犬種クラブがランドシーアの計画繁殖を行っていた名残から、ランドシーアをニューファンドランドの亜種として扱っている国も存在します。

ランドシーアの性格

ランドシーアはとても温和で優しく、愛情深い性格をしており、知能も高く飼い主に忠実で沢山の愛情を注ぎます。また、平和主義で攻撃性がなく子供好きであることから、小さなお子さんのいる家庭でも飼育することが可能です。

人見知りをすることもほとんどないため、初対面の人に対しても問題なく接することができ、来客が来ても危害を加えるような心配はありません。

飼育上の注意点

ランドシーアはよだれの量がほかの犬種と比べると多く、口から大量に出てしまうという問題があります。特に、遊ぶ時などの興奮状態にある際には、よだれが大量に流れランドシーア自身の被毛のみならず、室内を汚すことも少なくありません。そのため、ランドシーアの首元にはバンダナを巻いたり、室内には掃除がしやすい素材のマットを使用するなど工夫をする必要があるでしょう。

また、ランドシーアはダブルコートで被毛の量が多いため、週に1回は必ずブラッシングをしてあげましょう。換毛期には通常のブラッシングに加え、1~2回回数を増やしてブラッシングを行ってあげます。また、よだれで口周りの被毛は汚れやすいため、こまめに拭き取り清潔に保ってあげましょう。

ランドシーアは大型犬であるため、それなりの運動を必要とします。そのため、毎日最低でも1回1時間ほどのお散歩をさせてあげましょう。週末など時間がある時には、公園やドッグランに連れていき自由に走らせたり遊ばせてあげると、運動不足解消だけでなくストレス発散にもなるためおすすめです。

ランドシーアの性格上、スキンシップを取ってあげるのは信頼関係を築く上でポイントとなります。毎日一緒におもちゃで遊んであげたり、優しく撫でてあげるなどのコミュニケーションを大切に、愛情たっぷり接してあげることでランドシーアとより強い絆を築くことができるでしょう。

最後に

大型犬で毛の量も多めなのでそれなりに手間はかかるでしょうが、攻撃的ではなく比較的扱いやすい性格の犬です。まだまだメジャーな犬種ではなく、入手するのはやや難しいかもしれません。

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