ミノカサゴについて解説!毒は?食用になる?飼育は可能?

魚類・甲殻類

海の貴婦人」ともいわれるミノカサゴは、長く美しいヒレをたなびかせて海を優雅に泳ぎ、海外ではbutterfly fish とかlionfishという名前を持つカサゴ目房カサゴ科ミノカサゴ亜科に属する魚です。今回は、そういったミノカサゴについて解説していきたいと思います。


ミノカサゴの毒の強さ 刺されたらどうする?

彼らは一見すると美しい姿をしていますが、油断は禁物です。というのも背びれと腹びれ、尾びれに毒腺がある棘を持っていて、うっかりさされると危険な生き物です。幸いミノカサゴによる死亡例は報告されていませんが、患部が赤く腫れ上がり、痛みが数時間続きます。ときにはめまいや吐き気を伴うこともあります。

ミノカサゴに刺されたら患部を水で洗い、刺された部分殻毒を絞り出し、棘が残っているようであれば抜き取って、至急病院へ行きましょう。またやけどしない程度の熱いお湯に30分から1時間程度患部をつけておくとタンパク質でできている毒が不活性化し、痛みが治まるようです。

ミノカサゴの生息域

ミノカサゴは太平洋やインド洋の熱帯・亜熱帯海域に多く生息していますが、日本でも沖縄沿岸を中心に北海道以南の本州・四国・九州沿岸にも生息しています。

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三重県では、ミノカサゴのことを「マテ」とか「マテシバシ」と呼ぶとか。すぐに触らずに待てという意味合いのようですね。そのほかに、「キヨモリ」「オコゼ」などの別名もあります。日本沿岸でダイビングやシュノーケリングを行うときに出会うことも珍しくはありませんが、うっかり素手で触らないように気をつけましょうね。

食用になる?

食用としてもバター焼き唐揚げなどに適しています。

ミノカサゴは飼育できる?餌は?

食用にもなるとはいえ、最近は観賞用として飼う人も増えています。また飼育するときにも素手で触って刺されないように気をつけましょう。基本的に夜行性で昼間は珊瑚や岩の陰に潜んで生活していますが、結構気が強く攻撃性が高い魚なので、追い回したりすると向かってくることもあるようです。

食餌は貝類甲殻類などの小動物です。飼育は、毒にやられないように気をつけさえすればあとは行いやすく、初心者にもおすすめです。水温は18度〜28度と閾値が広く病気にも強いということで育てやすいのですが、急激な温度変化には弱いので、水槽で飼うときには季節の変わり目の温度変化には気をつけましょう。

ミノカサゴは40cm程度の大きさになるため、快適に過ごせるように90cm程度の大きさのものを準備しましょう。複数飼いも可能ですがその際は水槽の大きさもその分大きくしましょう。当然ながら10日に1回程度は水替えをして水質汚染にも気をつけます。混泳する場合、ミノカサゴの口に入ってしまうようなハゼなど体高の低い魚は丸呑みにされてしまうため、大型のヤッコなどがよいでしょう。

ただし、ミノカサゴのヒレをつついてしまうこともあるため注意は必要です。餌については、最初は生きたスジエビなどを与え、徐々に死んだ甲殻類などをあげて慣らしていきます。人工飼料にも比較的よく慣れ餌付けは行いやすい方です。また餌を上げると自分から寄ってきてくれます。

病気のも強いのですが、白点病に感染することがあります。その場合は、水温とphを同じにしてカルキを抜いた淡水で30秒〜1分泳がせます。初期症状であれば、このような淡水浴や淡水魚用の薬を薄めて使ったりすることで治癒しますが、初期に見つけることは経験が豊かでないとわかりにくいようです。

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ミノカサゴの寿命

寿命は7~15年程度になるようです。

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最後に

いかがでしたか。「海の貴婦人」の別名の通り、綺麗な姿をしていてペットとしても興味深い魚です。何度もしつこいようですが、なかなか強い毒を持っていますので取り扱いには十分気を付けてください。

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