発酵マットのガス抜きや加水の方法を解説!理由は?目安は?

      2017/08/28

カブトムシやクワガタを飼育する際に利用する発酵マットは、基本的にそのまま使用することはできません。特に発酵の進んだカブトマットのようなマットだと、マットの袋を開けた際に刺激臭を感じることが多いと思います。このような刺激臭がある場合、いわゆる「ガス抜き」と呼ばれる作業をする必要があります。

※昆虫マットについては昆虫マットの選び方を紹介!種類は?産卵や幼虫飼育の場合は?を参照

では、「ガス抜き」をするにはどうすればよいのでしょうか。今回は、カブトムシやクワガタを飼育する際に用いる発酵マットのガス抜きについてみていきたいと思います。

ガス抜きが必要な理由

では、なぜガス抜きが必要なのでしょうか。もしガス抜きをしていないと、いわゆる「再発酵」という現象が起こる可能性があります。再発酵というのは、文字通り再び発酵することです。いいかえれば、カブトムシやクワガタを飼育している最中でにマットが発酵してしまうことになります。

この再発酵が起こるとマットにガスが充満してしまい、温度が上昇したりしてしまいます。この再発酵によるガスの充満や温度の上昇は、幼虫がマットの上に出てくるなどの原因にもなります。それだけでなく死んでしまうことも大いに考えられます。

勿論、ガス抜きをしなければ必ず再発酵が起こるのかというとそうではありません。ガス抜きをしなくても問題なく飼育できることがほとんどだとは思います。とはいえ、再発酵の可能性をつぶしておくためにも、ガス抜きはしておいたほうが無難でしょう。

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ガス抜きの方法

では、ガス抜きはどのようにして行うのでしょうか。難しそうだな・・と思う方もいるかもしれませんが、ガス抜きという作業は複雑な過程を経るようなものではありません。

まずは発酵マットを浅めの容器や新聞紙の上などに広げます。そして広げたマットを混ぜたのち、日陰のような場所で風に当てて何日か待ちます。マットが乾燥しているのであれば、加水してあげてください。

基本的には開封後にあったような刺激臭がなくなればガス抜きは完了です。あとは加水を行って、幼虫飼育や産卵セットに用いてください。

ガス抜きはどこでする?

ガス抜きは野外で行うのがベストですが、特に臭いのきついマットだと隣近所に迷惑になる可能性も否定できないので、気になる方は室内で行っても大丈夫です。

コバエがわかないために

ガス抜きをしている間に厄介なコバエ(クチキバエ)が侵入し、繁殖してしまうことがあります。それを防ぐためには、ガス抜きしている入れ物を目の細かい洗濯ネットで囲うなどの対策をするとある程度コバエを防ぐことができます。

ガス抜きが終わったら、加水して様子を見る

発酵マットはガス抜きが終わってもそのまま使うのではなく、水に湿らせてから用いる必要があります。ガス抜きが終わったマットに水を含ませていき、だいたい握りこぶしでマットをぎゅっと握って形が崩れない程度まで加水していきます。

加水はマットのどこかに水が偏るのではなく均一になるようにしてください。加水が終わったら飼育容器に詰めていきますが、念のため数日放置して発熱することがないか確認しておくとよいです。もし発熱した場合は、ガス抜きからやり直してください。

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最後に

発酵マットはそのまま使うよりも、この過程を経て使用するほうが再発酵のリスクを回避できます。1週間近く要する過程なので面倒ですが、再発酵で死んだりしてしまうと元も子もないのでしっかり行っておいてください。

発酵マットに関しては、カブトやクワガタを買う以前からなるべく早く用意しておいたほうがいいでしょう。虫を買ってから発酵マットを用意していると、ガス抜きを十分に行う余裕がなくなってしまいますので・・・。

 

 - カブトムシ・クワガタ