ミニウサギの飼育法を解説!餌、寿命は?性格は?

      2017/11/24

ミニウサギとは

「ミニウサギ」という名前からすると、小さいウサギを想像する方が多いと思います。一方で実際は、ミニウサギは様々な品種を交配した雑種の総称であり、「小さなウサギ」という意味ではありません。小さいウサギだと思って購入しても、実際は普通のウサギ並みに大きくなったりしますので注意してください。

様々な品種を交配させたことにより、耳の長さや毛色、毛の長さや体格など種類が大変豊富なウサギです。比較的丈夫な個体の割合が多く、初心者の方にもおすすめできるウサギです。ミニウサギの中には、幼体のころには短かった耳が、成長するにつれて長くなってきたり、体格が思った以上に大きくなる個体もいます。

ミニウサギの性格

ミニウサギは基本的に、人に懐きやすくおっとりした性格であり、また病気に対する免疫力が強い個体が多いため、初心者の方にも飼育しやすくおすすめの品種です。ミニウサギは聴覚、嗅覚ともに発達しているため、名前を呼んでから餌やおやつを与えることを繰り返すと、自分の名前を覚えて呼ぶと来てくれるようになります。

ウサギは喜怒哀楽の表現が豊かであり、頭をなでると気持ちよさそうにして喜んだり、催促し甘えてくることもあります。また、ストレスであったり機嫌が悪くなると、後ろ足で床を叩く「スタンピング」という行動をとったり、表情が険しくなったり、うなってアピールすることもあります。

ミニウサギは人にも慣れやすいですが、過度な運動やスキンシップはかえってストレスになりかねないので、適度な距離感は意識して飼育してください。

飼育方法と必要なアイテム

ウサギ

使用するケージ

ミニウサギの飼育にはミニウサギ専用ケージを使用するのが一般的です。しかし、時には一般的なミニウサギよりも大きめに成長する個体もいるため、その場合はその個体の大きさにあったタイプのものを選びましょう。

なお、複数飼育はケンカやストレスの元になるので、なるべく単独飼育を行うようにしてください。特にオス同士だと、複数飼育は縄張り争いに発展することも考えられます。

ケージ選びは、トイレやエサ入れなどを設置した際に、残りのスペースでミニウサギが体を伸ばし十分くつろげることができるかが重要なポイントとなります。また、ケージの上部と下部が取り外し可能で掃除がしやすいか、ミニウサギを出し入れする際にミニウサギの体に負担がかからないかなどを確認しましょう。

床材について

床材にはウッドチップや牧草を敷き詰めるか、スノコを敷く方法があります。ウッドチップや牧草のメリットとしてはウサギのもともと生息している自然環境に近いため、安心感を与えることができます。デメリットとしてはごみが出やすく、掃除も楽ではありません。一方のスノコは、金属製、木製、プラスチック製の3種類のタイプがあります。

金属製は糞をしても網目の隙間から落ち、尿を足しても汚れにくため掃除が容易というメリットがありますが、ミニウサギへの足の負担が大きいため、健康上あまりおすすめできません。

木製は足への負担が少なく、また糞も落ちやすいですが、尿が滲みやすいため汚れやすく、スノコの清掃にはやや手間がかかります。

プラスチック製は足への負担が軽く、清掃も簡単ですが、かじり癖があったりスタンピング癖がある個体だと、破片が口に入りやすいため健康上よくないというデメリットがあります。このように、それぞれにメリット・デメリットがあるため、各々の特徴をよく理解しておきましょう。

その他用意するもの

ミニウサギはトイレの場所を覚えることが可能ですので、ウサギ用の三角トイレをケージ内に設置してあげましょう。

また、ウサギはげっ歯類であるため、かじり木は必要不可欠となりますので忘れずに用意してあげてください。かじり木については以下のページも参照してください。

齧歯類のかじり木はどうする?種類や注意点は?

繁殖は可能?

ミニウサギは繁殖させることも可能です。反面、生まれたばかりの子供は弱く、飼育はある程度育った個体に比べ難しいので、ある程度ウサギの飼育になれてから行うとよいと思います。ベビーの適温は25℃前後なので、特に寒い時期はヒーターなどを用いて必ず保温を行いましょう。通年で繁殖させることができますが、暑い夏の時期は個体への負担も大きいです。

生まれたばかりの子供だとオスメスの見分けは至難の業ですが、ある程度大きくなれば自分で見分けるのもある程度は可能になります。オスメスの見分け方としては、肛門の両脇に一般的に睾丸と呼ばれる精巣があることで見分けることができます。

ミニウサギの餌

ミニウサギの餌はウサギ専用フードや牧草を主食として与えます。牧草には整腸作用や毛玉の排出に効果的であり、また歯の伸びすぎ防止の役目も果たしてくれるためおすすめです。

また、副食として小松菜やニンジン、キャベツなどの野菜やリンゴなどの果物を与えてあげると栄養バランスが整います。

ミニウサギの値段

ミニウサギは個体によって値段は差がありますが、全体的にウサギの中では比較的安価で、数千円程度から購入することが可能です。もちろん珍しい毛の色をしているなど、希少価値の高い個体であれば値段は高くなります

全体的に考えれば、1万円以上することもザラにあるネザーランドドワーフ等と比べると手を出しやすい値段だと思います。また、里親サイト等を利用して譲り受けるのも一手です。ウサギ専門店だと、雑種であるミニウサギはあまり扱っていない傾向にあります。ミニウサギを探したい場合は、事前にショップに問い合わせてから行くとよいでしょう。

ウサギ類は夕方以降に活発に活動する傾向にあるため、その時間帯に見に行くとウサギの活動している姿が見れる場合が多いです。そのため、その時間に合わせて個体を見にいくと元気な個体を見分けやすいなどの利点があります。

ミニウサギの寿命

ミニウサギの平均寿命は約5年~10年ほどですが、飼育環境が整っていて上手にお世話をしてあげれば、最長で13年~15年生きることも可能とされます。

最後に

いかがでしたか。比較的飼育しやすいウサギで、値段も比較的お手頃で初心者の方にもおすすめです。

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