ペットにできるオウムの種類を紹介!飼育し易いのは?寿命は?

ご覧いただきありがとうございます。

今回は「ペットにできるオウムの種類を紹介!飼育し易いのは?寿命は?」というテーマでお送りしていきます。

オウム系の鳥を飼育してみたいという方は多いのではないでしょうか。ここでは、そんな鳥の中で、ペットとして飼育が可能なものをいくつか紹介していきます。

是非、参考にしてください。

 


オウムとは

オウムはフィリピンやインドネシア、オーストラリアなどの南半球の幅広い地域に生息する、オウム目オウム科に属する21種類の鳥の総称です。

同じオウム目のインコとの違いは、頭部に「冠羽」と呼ばれる羽があり、基本的にインコよりも体のサイズが大きいことがオウムの特徴です。

また、オウムの体色は比較的地味な傾向にあり、カラフルな色合いを見せるインコとは違い、単色の個体が多いことも特徴的です。

その他、個体差はありますが、オウムは人間の言葉を真似てお喋りすることは比較的苦手とされることが多いようです。

 

オウムの種類

白色オウム類

全身が白色の羽毛に覆われているオウムで、タイハクオウム(下のページで解説しています)やキバタンオオバタンなどが白色オウム類として分類されます。

大きさは約50㎝で大型のオウムです。人懐こく、活発で遊び好きな個体が多く、オウムと和気あいあいと暮らしたい方にお勧めの品種です。

関連記事:タイハクオウムの飼育法を解説!餌、鳴き声、性格、寿命は?

白色オウム類は高い知能を持ちますが、おしゃべりは比較的苦手な個体が多いと言われています。価格相場は70万~90万と高価で取引されています。

白色オウム類は、雄たけびのような大変大きな声を朝と夕方に発することがあり、飼育する際はしっかり防音対策を行う必要があるので注意しましょう。

 

オカメインコ

オカメインコはインコのように体が小さく、また名前にもインコと表記されていますが、実際は頭部に冠羽があることから、オウム科として分類されます。

頬にあるおかめの面の様な赤い模様が特徴的で、その見た目の可愛らしさから一躍人気となった品種です。

オカメインコは臆病な一面がありますが、基本的には人懐こく、大人しくのんびりとした性格で、攻撃性も少ないため噛むようなことは滅多にありません。

また、オウムの中でも比較的鳴き声は静かで、突発的な雄叫びもほとんどない種類です。そのため、飼育がしやすく初心者の方にもおすすめの品種です。

価格は1万~5万ほどで販売されています。

関連記事:オカメインコの飼育法を解説!餌や寿命は?性格、値段は?

 

モモイロインコ

モモイロインコは体長約35㎝ほどで、モモイロという名の通り全身がピンクの羽毛で覆われた、可愛らしい色合いのオウムです。

モモイロインコは人懐こく愛情深い性格で、飼い主とのスキンシップを好みます。また、好奇心旺盛で物怖じもしないため、見知らぬ人であっても愛想よく振る舞うことができ、来客の多い家庭でも問題なく飼育することができます。

モモイロインコは流暢におしゃべりする個体は少ないですが、簡単な言葉であれば覚えおしゃべりすることが可能です。雄たけびを発することは滅多にありませんが、元々声量がある品種のため、飼育の際は防音対策が必要になります。特に、アパートやマンションなどの集合住宅や、家が密集した住宅街では近隣に迷惑をかけないよう注意が必要です。

モモイロインコは太りやすい体質のため、比較的長めの放鳥と、栄養価の高すぎない低カロリーのフードを与え肥満対策を行いましょう。

モモイロインコの販売価格は30万~40万円ほどです。

 

一般的な飼育法

飼育法に関しては以下のページでも解説しています。種類によって細かいところの世話の仕方は異なるので、飼育しようと思っているオウムについてしっかり把握するようにしてください。

関連記事:オウムの飼育法を解説!餌や寿命は?必要なものは?

 

一般的なオウムの寿命

オウムの寿命は大変長く、一般的に約30~50年ほどと言われています。

 

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最後に

今回は「ペットにできるオウムの種類を紹介!飼育し易いのは?寿命は?」というテーマでお送りしてきました。

オウムは平均でも30年~50年生きる、大変長寿な動物であり、飼育するからにはその命に最後までしっかりと責任を持たなければなりません。

将来長い時間をともにするということをしっかりと考慮した上で、オウムの飼育の決断に至ってください。

 

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