可愛い!ピグミージェルボアの飼育について解説!餌、温度など

   

ピグミージェルボアとは

ピグミージェルボアはパキスタンやアフガニスタンを原産国とするネズミの一種です。体長3㎝~4.7㎝ほどと500円玉サイズで大変小さく、ハムスターのような丸い体に細長い尻尾と大きな足が特徴的です。一般的にはバルチスタンコミミトビネズミと呼ばれています。ジェルボアとはアラビア語で「大きな足」という意味を持ちます。

パキスタンのバルーチスターン地方の砂漠地帯に生息し、冬は極寒で気温がマイナスまで下がり、夏場は気温が30度を超し、雨も全く降らない灼熱地帯という過酷な環境で生息しています。

2000年に日本にペットとして輸入し始められましたが、2005年9月以降には輸入規制の対象となりました。そのため、現在では日本の基準に則した施設での繁殖や飼養されたピグミージェルボアの輸入、または国内で繁殖された個体のみ入手可能となっています。ピグミージェルボアに関しての情報量は少なく、詳しい生態や飼育環境はまだまだ分からないことが多いです。そのため、飼育は決して容易ではありません。

飼育方法と必要なアイテム

ピグミージェルボアのケージはハムスター用のケージを使用しましょう。金網タイプのものは細い脚が挟まってしまい事故につながる可能性があるので、プラスチック製のものをお勧めします。湿度が高い環境はピグミージェルボアが体調を崩してしまいますので、プラスチック性や水槽などの密封性があるものには、必ず通気ファンをケース上部に設置してあげましょう。床材には焼き砂が適しています。

温度について

もともとの環境に近づけるためにも、昼間と夜間で温度差をつけてあげましょう。昼間の室温は21度~26度、夜間は18度~20度ほどが良いとされ、湿度は50%~60%に保ちましょう。湿度が70%を超えると体調を崩しやすくなり、80%以上になると致死率が高まってしまいますので、夏場、特に台風シーズンはエアコンなどで必ず湿度調節を行いましょう。

また、保温球を設置し、ケース内にホットスポットを作ってあげることをおすすめします。冬場は小動物用ペットヒーターを使用し、気温の低下を防ぎましょう。

なお、ピグミージェルボアは夜行性で、昼間は寝て過ごします。死んでいるのではないかと心配になるほど、無防備な姿で爆睡していることが多いです。心配だからといって、むやみに起こしてしまうことはストレスや体力の消耗に繋がってしまいます。日中はそっとしておいてあげましょう。

複数飼育は可能?

ピグミージェルボアは野生では単独行動をしていると考えられています。相性が合わないと喧嘩をしたり、時には共食いさえ起こりうるので、複数飼いには不向きといえます。

ピグミージェルボアは雑食性です。野生では木の実や草木、小さな昆虫などを食べて生活します。飼育下においては、主食には小鳥用のミックスシードを与えると経済的でおすすめです。1回の量は手の親指のヒラほどを目安に与えましょう。時には小松菜などの野菜を水分補給のために与えてください。しかし、水分を与えすぎるとおなかを壊してしまうので気を付けましょう。

野生下では昆虫などのたんぱく質も食べます。たんぱく質の不足は共食いや自分のしっぽを食べる原因となってしまいますので、飼育下でもたんぱく質が不足しないよう、しっかりと茹でた鳥のササミなどを与えましょう。

最後に

いかがでしたか。飼育情報も少なく、初心者が飼育するにはハードルが高い種類になると思います。しっかり吟味したうえで購入を検討してください。

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