オコジョはどんな動物?ペットにできる?見れる動物園は?

      2017/08/28

あなたは、オコジョという動物を知っていますか。オコジョはネコ目イタチ科に属するイタチの仲間で、ヤマイタチなどと呼ばれることもあります。世界の広範囲に分布しており、昔からヨーロッパなどでは、彼らの毛皮を利用することもあったようです。今回は、そういったオコジョについていろいろとみていきたいと思います。

オコジョの大きさや生息域

体長はだいたいオスが187~325mm、メスが170~270mmほど、しっぽの長さはオスが75~120mm、メスが65~106mmほどになります。オスのほうがやや大きいのですね。北アメリカ、ヨーロッパ中北部、アジア中北部に生息していて、日本でも北海道から本州中部あたりまで生息しています。比較的寒い地域に生息している印象です。

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日本のオコジョの種類

オコジョにはたくさんの亜種がおり、日本には以下の2亜種がいます。

  • ホンドオコジョ・・文字通り青森から本州中部あたりにまで生息します。
  • エゾオコジョ・・・北海道に生息。ロシアにも生息しています。エゾイタチと呼ばれることも。

大きさはエゾオコジョのほうが一回り大きくなるようです。どちらも準絶滅危惧(NT)として環境省のレッドリストに指定されています。外来種であるミンクが生息するようになった場所では、ホンドオコジョの数の減少が顕著になっているようです。

オコジョの食べ物

オコジョは肉食で、先程も述べましたが気性が荒い動物です。主として食べるのはネズミやウサギ、ハムスターなどで、鳥や魚、トガリネズミなどを襲うこともあります。稀に両生類やトカゲ、昆虫類なども食べます。イイズナなどとは違い、大きなネズミのようなものでも襲ったりするようです。

オコジョは動物園で見れる?

オコジョを見ることができる動物園は今現在確認することはできませんでした。入れ替わりもあるかもしれませんが、北海道の旭山動物園では、クロテンというオコジョに似た動物が見られるようです。先程も述べましたが、日本のオコジョは準絶滅危惧(NT)として環境省のレッドリストに記載されており、取扱しにくい事情もあるのかもしれません。

オコジョはペットとして飼える?

オコジョは準絶滅危惧種であること、また天然記念物にもなっていることからペットショップなどにおいて取り扱いしている店はないと思われます。また気性の荒い動物でもあるため、もともとペットとして飼うのは不向きな動物になります。なので、ペットとして飼育するのは難しいです。そのため飼育したいと思っても、あきらめるしかなさそうです。

イタチの仲間でよくペットとして飼育される動物はフェレットと呼ばれる動物です。同じイタチの仲間というだけあってよく似ているので、このフェレットの飼育を検討してみるのもよいかもしれません。

参照:フェレットの飼育法を解説!寿命や餌は?懐く?

オコジョのぬいぐるみ

アマゾンなどのさまざまな大手通販店などにおいて、オコジョのぬいぐるみが販売されています。白色をしているものが多く、写真で見ても結構かわいいです。

オコジョの毛

オコジョは冬季は全身真っ白の毛をもちますが、夏季は背中や頭の箇所は茶色、おなかの部分は白くなります。オコジョは1年に2回換毛を行います。なお、春の換毛はゆっくり進み、頭から腹部へと進みます。一方秋の換毛は速く進み、進む向きは春とは逆方向になります。

オコジョの毛、特に冬の毛は毛皮貿易において珍重されていました。冬の毛は「アーミン(ermine)」と呼ばれ、王族や高い階級の象徴にもなりました。イギリスの貴族院や、オックスフォード大学やケンブリッジ大学におけるアカデミック・ドレスなどの式服においても、このアーミンがあしらわれていました。ただし、現在は費用が掛かること、アニマルライツの観点によりウサギの毛や人工毛皮が使われています。

最後に

天然記念物であり且つ準絶滅危惧種にもなっていることなどから、ペットとして飼ったり動物園で見たりするのは難しい動物です。これもなかなか難しいと思われますが、野生でも一度見てみたいですね。

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