カイコガ(蚕)の飼育法を解説!餌、寿命、値段は?絹は取れる?

カイコガ(蚕)は、衣類など至る所で使われている絹を生産する昆虫です。ここでは、このカイコガについて調べてみました。


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カイコガの飼育方法

あまり知られていませんが、カイコガは一般家庭で飼育することも不可能ではありません。ここでは、まずカイコガの飼育法を説明します。

カイコガの餌

ご存知の方も多いと思いますが、カイコガは桑の葉を餌としています。なお、蚕は人工条件下でのみ育つことができ、野生の桑の葉で成長することはできないため、桑の葉を探してもカイコガを捕まえることはできません。

成虫になれば何も食べることはなくなります。一見びっくりするかもしれませんが、こういう蛾は意外と多いです。

成虫の世話

成虫になれば何も食べることはなくなるので、特に餌などは与える必要はありません。オスとメスを一緒に入れておけば交尾をしますが、そのままくっついて離れなくなることもあるので数時間経てば人為的に放してやるのがベターです。とはいっても大袈裟なものではなく、捻るような感じで離してやればいいようです。

幼虫の世話

幼虫は食草である桑を与えて育てます。特に逃げたりはしないので逃走を気にする必要はないですが、大きくなるにつれ大食漢になっていくので餌はしっかり補給するようにしてください。

桑の葉は自分で育ててもいいのでしょうが、近くで採ってくることもできる場合もあるので近所に生えている場所がないか探してみるのもよいでしょう。あるいは最近は人工餌もつくられているようなので、そういった類を導入してもOKです。

なお、蛹になる前には尿を出して周りを汚してしまいますので、繭の形成を始めたら別ケースに移してやってください。

卵の管理

交尾が済んだメスは床に直接卵を産みます。卵は黄色っぽい色をしています。卵は休眠卵と非休眠卵にわかれ、非休眠卵は通常10日程度で孵化します。なお、休眠卵の場合は数日経つと黒っぽい色に変化していきます。こういう場合は、冷蔵庫に入れて休眠状態を解除すると同じように孵化させることができます。

カイコガの販売価格

気になる値段ですが、カイコガは意外と安い値段で入手できます。1匹数十円程度で売られており、たいていは100匹などでまとめ売りされています。

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蚕の糸を取る方法

ご存知の通り、いわゆる「絹」はカイコガが蛹を造る際に形成する繭の糸からできたものです。この蚕の糸を得るには、カイコガの繭を60℃程度のお湯に入れて茹で、棒などで糸を取っていきます。

蚕の繭は1本の糸からできており、1個から総長1000m以上にもなる量の糸を取ることができます。蚕糸を生産する場所でも、たいていはこのように繭を茹でて糸を取るようです。この際、かわいそうですが蛾は死んでしまいます。

なお、成虫になった後の繭であれば綺麗に糸を取ることはできませんが、紬糸(つむぎいと)を取ることは可能なようです。とはいえ、羽化した後の繭の糸はやはり前のものに比べると利用はしづらいようです。

最後に

蚕の飼育は餌さえ用意できれば意外と簡単に行えます。興味のある方はチャレンジしてみてください。

 

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