シロフクロウの飼育法を解説!餌、寿命、値段は?温度は?

      2017/01/21

シロフクロウとは

シロフクロウは北極圏のツンドラ地帯に分布し、その名の通り全身を白色の羽毛で覆われたフクロウです。

シロフクロウは眠い時や周囲の光が眩しい時に目を細めることがあり、その姿が笑っているように見えることがあります。この姿がとても愛らしいと評判になり、また有名イギリス映画「ハリー・ポッター」でハリーのペットとして登場したことから一躍人気となりました。

シロフクロウはツンドラ、草原、湿地帯、岩場などの開けた場所に生息し、基本的に夜行性のフクロウ類の中で、例外的に日中でも活動する特徴があります。この習性は、北極圏は夏になると日が沈まない白夜があるため、それに適応したものだとされます。

シロフクロウの大きさや外見

シロフクロウの全長は約50cm~65cmで、翼を開いた翼開長は140cm~165cmほどもある大型のフクロウです。白色の羽毛は足の指まで生えており、口ばしでさえも顔の羽毛の中に埋もれてしまうほどです。

また、オスとメスで模様が異なります。オスは純白に近く、メスは白色をベースに黒色の斑模様があるという違いがあります。そのため、オスとメスを判別するのは比較的容易です。

飼育方法と必要なアイテム

シロフクロウは全長60㎝前後の大型のフクロウであり、翼開長は最大で165㎝ほどになるため、大型のケージまたは専用部屋が必要となります。ケージの大きさは他の鳥類よりも3~4倍ほどの大きさが必要であり、体長50㎝ほどであれば最低でも150㎝程の大きさのケージを使用してください。

なお、ケージを利用して飼育する場合、常にケージ内で生活するのはシロフクロウのストレスになってしまいます。必ず放鳥を行ってあげてください。

フクロウ全般に言えることですが、体重の変化はフクロウの体調を知る鍵となります。そのため、体調管理のために毎日体重を測定するとよいでしょう。

放し飼いについて

もちろん、放し飼いしてやるとケージで飼育するよりもスペースも多いため、放し飼いができる環境を用意するに越したことはありません。フクロウにとって、放し飼いのほうがストレスなく飼育することができます。

一方で、シロフクロウを放し飼いにすると、その放し飼いにされた部屋を自分の縄張りだと考えます。そのため部屋丸々ひとつを与え、シロフクロウ専用として使用する必要があります。他の鳥を同じ部屋で飼育したりすることは避けるようにしてください。また、窓があると逃げてしまう可能性があるため、簡単に開けられないよう工夫する必要があります。

シロフクロウはトイレの位置を覚えないため毎回の清掃が大変であったりと、室内での放し飼いは決して容易ではありません。そのため、フクロウ飼育になれていない場合は、ケージを使用して飼育する方が無難です。

温度について

シロフクロウは北極圏に生息している種類です。そのため寒さには強いですが、高温は苦手で日本の暑い夏には耐えきれませんので、温度管理が必要です。人間にとっては寒いぐらいの温度が適当です。夏場はエアコンなどを使用し温度に十分気を付けるようにしてください。

爪等の手入れ

フクロウは猛禽類であり鋭い口ばしと爪を持ちます。不慮の事故を防ぐためにも、これらのお手入れは必要不可欠です。自宅で爪切りやヤスリを用意し手入れをすることもできますが、失敗するとフクロウに大怪我をさせてしまう恐れがあります。慣れていない方は獣医やトリミングのプロに頼んでお手入れをしてもらうほうが安全です。

シロフクロウの餌は他のフクロウや猛禽類と同様、ピンクマウスや冷凍ヒヨコ、ラットなどの生肉が主となります。これらの餌はペットショップなどで売られています。

餌は丸ごと与えることで、血や骨も食べることができ、フクロウにとって栄養バランスが取れた食事となります。通常のスーパーなどで販売されている肉は血抜きがすでにされているため、フクロウに与えるには栄養が足りません。また、雛の場合は餌まるまる与えると大きすぎるため、細かく切ってやる必要があります。

餌を与える際はケージの中に置き餌として適量を置いておき、いつでも食べられるようにしてあげましょう。餌やりの頻度は1日1~2回程度です。

シロフクロウの性格

シロフクロウは気性が荒く、扱いにくい性格です。馴らすのはなかなか大変で、幼体の頃から人間に接していないと懐くのは難しいといわれます。飼育するうえで、性格面はややネックになるかもしれません。

シロフクロウの寿命

飼育環境での平均寿命は20年~25年ほどです。

シロフクロウの価格

シロフクロウの値段は30万円以上ほどとなかなかに高いです。シロフクロウに限った話ではないですが、ある程度お金に余裕がある方でないとこのようなペットを迎えるのはハードルが高いといえます。流通もそんなに多くないので、いろいろな販売店を探し回る必要があるかもしれません。

最後に

名前の通り白色のフクロウで、我々が普段思い浮かべるようなほかのフクロウとは一味違った魅力があります。飼育はなかなか難しいところも多いですが、それでも飼ってみたい!と思う方はいろいろ探してみてください。

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