モリフクロウの飼育法を解説!餌、寿命、値段は?生態は?


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モリフクロウとは

モリフクロウの生態や生息域

モリフクロウはイギリス、スコットランド、ヨーロッパ大陸、ロシアの西部から中部にかけての一部の地域、アフリカ北部などの幅広い地域にわたって分布しているフクロウです。モリフクロウは市街地でも見かけられることがありますが、主な生息地は森林で、1年を通してつがいで行動します。

モリフクロウの食性は肉食で、ネズミやカエル、鳥類、爬虫類、昆虫類などを捕食します。モリフクロウは基本的に夜行性のフクロウであり、狩猟は夕暮れ時と明け方に行いますが、時には日中でも狩猟を行うことがあります。

ほとんどの獲物の捕獲は木の枝などから急降下して捕らえますが、鳥類を狩猟する際は寝込みか抱卵中を襲って捕獲します。また、じっくりとその場の状況を見極めて行動するタイプであるため、時には空中を旋回してタイミングを伺ったり、何度も短い飛行を繰り返したりして再び同じ枝に戻ることもあります。

モリフクロウ

モリフクロウの大きさやウラルアラルとの違い

日本に生息している「ウラルアウル」というフクロウに似た見た目をしていますが、モリフクロウはウラルアウルとは別種とされます。モリフクロウの体長は37㎝~43cmとフクロウの中では小型~中型の部類で、ウラルアラルよりは全体的に小さく、また目が大きいのが特徴です。体色は黒と焦げ茶色の2層になっており、どの個体も全体の形状は同じですが、グレー系統とブラウン系統に分けられます。

モリフクロウの性格

繁殖のときに多少気性が激しくなることはありますが、概してモリフクロウは大人しくおっとりとしており、人懐っこい性格です。また、瞬発的に行動するよりも、その場の状況をじっくりと見定めてから行動するタイプです。

飼育方法と必要なアイテム

用意するもの

理想はケージではなく部屋まるごとをモリフクロウに与えることですが、ケージを利用しての飼育も可能です。モリフクロウの飼育に使用するケージは、小さすぎるとストレスとなってしまいますので、高さがあり十分に動き回れる大きさのケージを使用しましょう。ケージの大きさは、個体の体長の3~4倍を目安とします。定期的に放鳥してあげると、ストレスを軽減できるのでおすすめです。

モリフクロウは体長約40㎝前後の小型~中型のフクロウで、のんびりとした性格で活動的な方ではないですが、それでも100cm以上のケージを使用することをおすすめします。ケージ内には止まり木や巣箱などを使用し、もとの生息地に近い環境を作ってあげましょう。

ケージを使用せず飼育する場合であれば、フクロウがしっかりと休むことができる丈夫で安定した止まり木を用意します。もともとモリフクロウは木にとまってすごす時間が多いですので、そういったものを用意することでより自然に近い環境で飼育できます。また、トイレの場所を覚えないため、飼育スペースには全体的にペットシーツなどを敷いておくと、清掃の際に手間が減るのでおすすめです。

温度管理について

モリフクロウはそこまで温度に気を配る必要はなく、日本の気候に適応できるフクロウです。とはいえ、暑すぎ寒すぎは人間同様フクロウにとっても負担がかかります。そのため、5℃を下回ったり、30℃を超えたりするような環境はなるべく避けたほうが良いでしょう。

注意点

  • 放鳥する際や放し飼いの場合、フクロウが逃げ出してしまわないよう、必ず窓や扉が開いていないか確認してください。
  • フクロウは猛禽類であり、鋭い爪と口ばしを持っています。怖がらせたり驚かせたりしなければ、人を襲うことはありませんが、餌やりの際に素手で与えると手を餌だと勘違いし、掴みかかってくる恐れがあります。そのため、安全性を確保するためにも革手袋を使用しましょう。
  • 爪が伸びすぎると、フクロウにとっても飼い主にとっても危険です。そういった場合は、犬用の爪切りなどを利用して爪を切ってあげてください。

フクロウは新鮮な生肉を餌とするため、自らさばいて準備しなければなりません。スーパーで売られている肉はすでに血抜きがされており、フクロウには栄養が十分でないため適していませんので気を付けましょう。

フクロウの餌として最も栄養価が高いものは「ラット」で、続いて「ヒヨコ」や「ウズラ」が良いとされます。猛禽類専門店では餌用の冷凍ラットなどが販売されていますので問い合わせてみると良いでしょう。

また、フクロウの中には昆虫を好む個体もいるため、よく観察しその個体の好みを理解して餌を与えてあげましょう。

モリフクロウの寿命

モリフクロウの平均寿命は15~20年ほどといわれています。

モリフクロウの値段

モリフクロウを購入するには数十万円が必要です。購入してからも餌代などの経費もそれなりに必要なので、お金に余裕がないと飼育するのは難しいでしょう。

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最後に

モリフクロウは比較的性格が扱いやすく、フクロウの中では飼育しやすいといわれています。とはいえ、あくまで「フクロウの中では」の話なので、手軽に飼育できるものではありません。最後まで面倒を見ることができるか、しっかり考えた上で飼育を始めてください。

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