亀の病気について解説!甲羅、皮膚は?種類は?

ご覧頂きありがとうございます。

今回は『亀の病気について解説!甲羅、皮膚は?種類は?』というテーマでお送りしていきます。

 

「亀の病気」と聞けばいまいちイメージがつかない方もいるかもしれませんね。

とはいえ、実際亀を飼育する上では、いくつか注意したい病気があります。今回は、亀の病気について、甲羅の病気、皮膚の病気、その他の病気に分けて紹介していきます。

亀を飼育するうえでは、彼らがかかる病気について簡単にでも知っておくのはあなたの亀を健康に保つ上で重要です。是非、最後まで目を通して主な亀の病気について確認しておいてくださいね。

 


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甲羅の病気

亀の甲羅に発症する代表的な病気として

  • クル病
  • アエロモナス感染症
  • シェルロット(潰瘍)

があります。

 

クル病

甲羅に凹凸がある、歪んでいる、触った際に甲羅が柔らかい、剥がれるという症状が現れます。

<クル病の亀>

出典:http://www.togawa-ah.com

主にカルシウム不足や日光浴不足が原因で発症する病気で、特に生後1年未満の幼亀はクル病になりやすいと言われます。

カメの甲羅や骨格の形成には、カルシウムやビタミンD3は必要不可欠ですので、ボレー粉青菜などを加えたカルシウム量の多い食生活にし、定期的に日光浴をさせビタミンD3が不足しないよう気を付けましょう。

博士
一度変形してしまった甲羅は元には戻らない。

クル病の症状がある場合は、早めに対処するようにしてね。

 

アエロモナス感染症

アエロモナス感染症は、金魚の「穴あき病」を引き起こす病原菌「アエロモナス(エロモナス)」が亀に感染し、甲羅にスポンジや軽石のような細かく小さな穴があく恐ろしい病気です。

<アエロモナス菌>

出典:http://jsbac.org

主にアメリカ産のミシシッピアカミミガメやチズガメなどが発症することが多いとされます。

症状が見られたらまずケージや飼育用品をすべて消毒し二次感染を防ぎます。

この病気の治療には専用の薬が必要となるため、すぐに動物病院で診察を受け、注射してもらいましょう

 

シェルロット(潰瘍)

シェルロットは亀の甲羅が何らかの原因で潰瘍を起こし、そこから壊死してどんどん白くなっていく病気です。

<シェルロットになった亀>

出典:https://plaza.rakuten.co.jp

甲羅が白かったり白い部分が拡大している、穴があく、剥がれるなどの症状が現れ、穴や甲羅の繋ぎ目から細菌が入ることにより死に至ることもある大変恐ろしい病気です。

アメリカ産のミシシッピアカミミガメなどのスライダーガメ類に多く発症する病気と言われています。

この病気の原因として先天性の疾患によるものや遺伝、他の亀からの感染などが考えられますが、未だに明確な原因はわかっていないそうです。

博士
シェルロットは動物病院でないと対処できないから、症状が見られた場合はすぐに動物病院で診察してもらうようにしてね。

 

皮膚の病気

亀の皮膚病の症状として

  • 皮膚が白くなっている
  • 分厚い皮がめくれる
  • 膿んでいる

といったことが見られます。

博士
チーズのような膿ができるのは、アメリカ産の亀に多くある。

分厚い皮膚が捲(めく)れたようになるのは、ニホンイシガメの幼体等に多いね。

こんな感じで、亀の種類によって症状の現れ方は多少違ってくるよ。

 

皮膚病の主な原因は、水質の悪化による不衛生な環境日光浴不足などであり、特に通気性の悪いジメジメした環境下で飼育していると発症率は高くなります。

常に清潔な環境を保つこと、定期的に日光浴をさせてあげることが皮膚病予防のためにも大切になります。

もし皮膚病にかかってしまった場合にはイソジンを薄めたもので患部を消毒し、その後2時間ほど陸場で日光浴をさせ乾燥させ治療を行いましょう

 

また、皮膚病にはもう一つ「水カビ病」という、皮膚や甲羅に、白い綿のようなカビが生える病気があります。悪化すると、皮膚が剥がれたり炎症を起こしてただれてしまうこともありますので十分注意が必要です。

この病気も水質の悪化や日光浴不足が原因の場合が多いため、定期的な日光浴や水槽のこまめな清掃を行い予防しましょう。

また、低水温により発症することもあるため、水温は極力25度以上に保ちましょう。

 

その他の病気

亀のその他の病気として、

  • 肺炎
  • マウスロット(口内炎)

などがあげられます。

 

肺炎

幼体のミシシッピーアカミミガメが特にかかりやすいとされる病気で、亀がずっと水に浮いたままだったり、潜水をするのが困難な様子、泳いでいるときに甲羅や体が傾くなどの異変がみられた場合は風邪や肺炎である可能性が高いです。

また、鼻水をやくしゃみがあったり、口を常に開けている、口呼吸をしているという様子がみられた場合にも肺炎の可能性があるため注意しましょう。

主な原因としては、体力の低下栄養不足飼育環境の悪化があげられます。予防策としては、水温を25度~30度に保ち、栄養のある食事を与え、常に清潔な環境を保つことが大切になります。

 

また、朝晩2回、35度のお湯に5分ほど体を浸からせてあげる温浴も肺炎予防としてお勧めです。

温浴は洗面器等の容器で行えばOKです。5分以上温浴をすると亀の体に逆に負担となってしまうため、きっちり時間を測って行うようにしてください。

 

マウスロット(口内炎)

口の中に白いチーズ状のものがあったり、口を開けっぱなしにする、前足で口を気にして引っかく、食欲が落ちる、などの症状が見られた場合はマウスロットの可能性があります。

この主な原因として、ビタミンAの不足による体調不良や、水質悪化により細菌に感染したことが考えられます。マウスロットの症状が見られた場合には、水温を25度以上に保温し清掃を通常よりこまめに行いましょう。

また、ビタミン剤を与えてあげることも効果的とされます。

博士
この病気も治りが悪い場合は、動物病院で診てもらう必要があるから、そういった場合は必ず動物病院で診察してもらってね。

 

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最後に

今回は『亀の病気について解説!甲羅、皮膚は?種類は?』というテーマでお送りしてきました。

亀の病気は恐ろしいものも多いですが、水を清潔に保ったり、栄養の偏りや日光浴不足を防ぐなど対策をしっかり行えばある程度は防ぐことができます。

万が一病気にかかった場合でも、動物病院で診てもらう、環境や餌を見直すなど適切に対処してください。そうすれば、症状を抑えられる可能性が高まります。

 

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