飼いやすい亀(水棲)の種類は?餌や必要なものは?

      2016/12/28

ペットとしても人気の高いカメ。とはいえ、カメにもたくさん種類がいて、どのカメがいいのか迷ってしまいますよね。では、飼育しやすいのはどのような亀なのでしょうか。カメといっても水棲と陸棲に大別されますが、その中でも水棲の亀で買いやすい種類を紹介していきたいと思います。

クサガメ(通称:ゼニガメ)

昔から日本の池や川に生息する、馴染みのあるカメです。寿命は約15年~20年で、おおらかでフレンドリーな人懐っこい性格です。成長するにしたがってオスとメスでそれぞれ違う特徴が出てくるカメです。

オスは成長するにしたがい、全身が真っ黒になり、首の模様が消える子もいます。甲長は12㎝~18㎝ほどです。

メスは模様は変わりませんが、甲長が20㎝~25㎝にまでなります。

ペットショップでの販売価格は700円~2000円です。

二ホンイシガメ

二ホンイシガメは日本の固有種で、水がきれいな山や川、池などに生息しています。もともと日本に生息しているため、日本の環境に慣れており寒さにも強いです。きれいな水を生息地としているため、飼育水が汚れていると皮膚病になることがあります。水換えをこまめに行うよう注意しましょう。

クサガメに比べるとやや神経質ですが、繊細で温和な優しい性格です。成長するとオスは10㎝~13㎝、メスは15㎝~20㎝ほどになります。

ペットショップでの販売価格は3500円~4000円です。

ミシシッピニオイガメ(通称:ミシニ、スティンクポット)

アメリカ合衆国東部、カナダ南部原産のカメです。危険を感じると、後足の臭腺から臭いのある分泌液を出すことから「ニオイガメ」という名がつきました。しかし、飼育下では滅多に臭いを発することはないそうなのでご安心ください。

成長しても甲長はオス・メス共に10㎝前後と小型で、アパートやマンション等の限られたスペースでも、あまり場所を取らず飼育することができます。

ミシニは比較的温和で人に慣れやすい性格で、のんびりとしています。攻撃性も少なく、飼い主を噛んだりすることや攻撃することもほとんどありません。

ほとんど水中生活なので、ほかのカメほど日光浴を必要としません。北米原産なので寒さに強く丈夫で、成長すれば冬は冬眠させることができます。ケアや手間があまりかからないため、初心者の人でも飼いやすく、とても人気のあるカメです。

飼育に必要なもの

基本的には、カメが十分に泳いだり生活できるしっかりとした水槽を用意しましょう。水槽内は、カメの甲羅の高さの2~3倍くらいの深さの水を入れ、日光浴や体を乾かすことのできる陸場も用意します。また、水草や植木鉢などでカメの隠れられる場所も用意してあげましょう。

水温は20度以上30度以下が好ましいです。水質が悪くなると皮膚病にかかってしまう恐れがあるため、毎日水は交換してあげましょう。

亀の餌

餌は市販のカメ用配合飼料が一般的ですが、塩分の入っていない人間の食べ物も可能です。カメは雑食性でどちらかといえば動物性を好みます。魚を与える場合は、頭から尻尾まで丸々一匹あげるのが、栄養バランス上好ましいとされています。

余談ですが、とあるゼニガメ(クサガメ)は蒸した大豆と海藻が大好物で、あまり魚やエビなどを好んで食べない草食系カメでした。

亀の寿命について

亀は非常に寿命が長いことでも有名です。そのため、長期的な付き合いを視野に入れて飼育する必要があります。以下のページも参照してください。

クサガメ、リクガメ、・・ペットとしても飼われる亀の寿命

最後に

近年、飼い切れずにミドリガメを池や川に放流し、もともとの生態系を崩し問題になり飼育が禁止になったりという現状もあります。カメを飼う際は、いかなる種類でも最後まで責任を持ち、命を大切にし、最後まで愛情をもって育てましょう。

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