タイコウチについて解説!飼育法や餌は?寿命、価格は?

      2017/08/29

タイコウチは、カメムシ目タイコウチ科に属する水生昆虫です。タガメやゲンゴロウなどに比べると地味な立ち位置ですが、水生昆虫の代表的な種類の1つです。今回は、そういったタイコウチについてみていきたいと思います。

大きさや生息域

タイコウチの大きさは3~3.5cmぐらいで、タガメの半分強ぐらいの大きさである一方、コオイムシよりは少し大きいです。日本全国に生息していますが、北海道には生息していません。

なお、ヒメタイコウチと呼ばれる2cmほどのタイコウチより小型のものもいます。タイコウチという名前がついていますが、タイコウチと違って陸上生活を行っています。このヒメタイコウチの生態についてはまだわかっていないところが多いです。

タイコウチの食べ物

タイコウチは肉食で、ほかの水の中の虫や小魚、オタマジャクシなどを食べて生活しています。タガメやミズカマキリなどと同様、捕らえた獲物に口針を刺して消化液を注入して獲物を消化したのち再度吸うという体外消化を行います。

タイコウチの飼育法

タイコウチは水生昆虫の中では比較的手がかからず、コオイムシなどと並んでこれから水生昆虫を飼育してみたい方にはオススメの種類の1つです。

用意するものとセッティング

用意するものとしては、入れ物のほかに足場になる水草やオアシスなどです。入れ物は飼育ケースや水槽などなんでもよく、特にこだわる必要はありません。水深は浅めでよいため、浅い容器のほうが場所を取らないかもしれません。飛ぶ可能性があるためフタが閉まる容器にしてください。

用意した入れ物に汲み置きした水を入れます。深さは3cmほどでも大丈夫です。あとは足場となるような水草などを入れてやればOKです。水深を深めにする場合は特に足場をしっかり入れてやるようにしてください。

餌は何?

生きたものしか食べないので、飼育下でも生き餌を用意する必要があります。小さいメダカやミミズ、ダンゴムシなどを用意して与えます。随時食べたあとの残り物は取り除いてやってください。

繁殖は可能?

繁殖は園芸用のオアシスなどを用いれば行えます。常に湿っている園芸用のオアシスやミズゴケなどを入れ物の中に入れて陸を作ってあげれば産卵してくれます。卵は1~2週間ほどで孵化します。沢山いる幼虫をそのままにしておくと共食いするため、小さな容器で別々に飼育するか大きさが同じぐらいのものをまとめて飼育するなどしたほうがよいようです。だいたい1~2か月ぐらいで成虫になります。

タイコウチの寿命

タイコウチの寿命は2年程度です。

タイコウチの価格

タイコウチはあまり売られていませんが、売られていれば1匹数百円ぐらい、高くても1000円以下で買えると思います。採集できないけど飼育してみたい場合は売っているのを探してみてはいかがでしょうか。

最後に

タイコウチの飼育は比較的簡単で水生昆虫でも入門種の1つです。興味のある方は飼育も検討してみてください。

 

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