カリフォルニアキングスネークの飼育法!餌、寿命、値段など

ご覧頂きありがとうございます。

ここでは『カリフォルニアキングスネークの飼育法!餌、寿命、値段など』というテーマでお送りしていきます。

ここで紹介するのは、タイトル通り「カリフォルニアキングスネーク」というヘビです。

クリ太
キングスネークだって。カッコいい名前だなぁ。

ペットとしての人気も抜群で、飼いたい人も続出中だとか。

ここでは、そんなカリフォルニアキングスネークの飼育について見ていきたいと思います。カリフォルニアキングスネークの飼育を検討している方は是非参考にしてくださいね。

 


カリフォルニアキングスネークとは?

クリ子
博士!カリフォルニアキングスネークってどんなヘビなんですか?
博士
アメリカ原産のヘビの一種だ。ペットとして良く売られているヘビだよ。

ちなみに「キングスネーク」という名前は、とにかく獰猛で他のヘビを食べてしまうこともあることが由来になっているんだ。

略して「カリキン」と呼ばれたりもするよ。

クリ子
獰猛なのに飼っても大丈夫なの!?しかもヘビなのに・・?
博士
大丈夫どころか、ペットのヘビとして根強い人気があるよ。その理由は、以下を見てくれ。

カリフォルニアキングスネークの、ペットとしての魅力は以下の通りです。

  • 飼育が簡単であること

カリフォルニアキングスネークは比較的丈夫で、ペットスネークの中では飼育も容易な部類となります。

  • 魅力的な外見

ヘビ好きは間違いなく惹かれるであろう魅力的な外見・ワイルドさがありますね。

色も黒白の縞模様、バナナ色と黒のツートンカラーなど個体により様々で、何十ものパターンの色のカリフォルニアキングスネークがペットとして流通しています。

どの色の個体を選ぶかも飼育を始めるときの楽しみとなりますね。

色によって値段は異なり、高いものだと数十万円の値段がつくこともありますので、予算との相談が必要になるかもしれません。

  • 素直で扱いやすい性質

基本的におとなしい性格の個体が多く、扱いやすい性質です。例え噛まれても痛い程度で毒はありません。

一方で「キングスネーク」の名の通り凶暴な面も持っており、餌に対しても貪欲です。不注意でいると噛まれたりすることもあるかもしれませんので、注意が必要です。

よりおとなしいヘビを飼いたい場合はコーンスネークがおすすめです。一方で、少しワイルドな部分も味わいたい方は、このカリフォルニアキングスネークはお勧めですよ。

関連記事:コーンスネークの飼育法を解説!餌は?寿命や値段は?

 

~基本情報~

  • 原産地・・・アメリカ西部・メキシコ北西部
  • 大きさ・・・基本的に80~100cm程度(MAX150cm)
  • 価格・・・5000~1万円程度(レアな品種だともっと高くなります。)
  • 寿命・・・20年程度(あくまで生き物なので、早死にしてしまうこともあります。)
  • 色・・・様々なカラーバリエーションがあり、マニアの心をくすぐります
  • 性格・・・基本的にはおとなしいが、個体差が激しい
博士

続いて、カリフォルニアキングスネークの飼育法を、具体的に紹介していくよ。

 

カリフォルニアキングスネークの飼育方法

出典:https://commons.wikimedia.org

 

用意するもの

用意するものとしては、メインとしては家となるケージ、パネルヒーター等の保温器具、床材、水入れなどがまず必要になります。

飼育ケージ

ケージは爬虫類用や昆虫用のケージでも十分ですが、最終的には横幅60cm、あるいはそれ以上あるケージが必要になります。ケージの大きさの目安はとぐろを巻いたときの3倍といわれています。

もちろん、ケースは大きいに越したことは有りません。脱走することが無いよう、フタがしっかり閉まることを確認してください。

 

床材

床材はウッドチップやペットシーツ、新聞紙などがあります。

見た目は微妙ですが、ペットシーツや新聞紙等のほうが掃除がしやすいので、汚れたときに取り換えやすいペットシーツなどを用いれば十分でしょう。

猫のトイレ用の床材、化学処理されたもの、油を塗ったもの、強いにおいを放つものは避けてください。

ペットシーツや新聞紙を用いるときは、隠れる場所がなくなるので隠れ家となるものを用意してあげるのがお勧めです。

 

保温器具

また、保温器具としてパネルヒーターは最低限、場合によっては暖突や保温球などを用いて保温することが必要になりますので、保温器具の用意も忘れないでください。

ライトだけで保温すると空気は温まっても床までは温まらないことがありますので、極力ヒーターでの保温をお勧めします。

 

水入れ

ヘビを飼育する際には、水入れも用意しておいてください。後で述べるとおり、水入れはヘビにとっては重要なものです。

ヘビがちょうど浸かれるぐらいの水入れを用意しておけば万全です。

 

温度管理について

カリフォルニアキングスネークを飼育する際、ある程度高めの温度が必要です。

ホットスポット(温度が最も高い部分)は30℃程度、逆に最も低い部分は23~25℃程度に設定してやるのがベストとされています。

カリフォルニアキングスネークは変温動物で、周囲の温度によって体温を調節・変化させます。そのため、彼らにとって居心地が良い場所を探せるよう、温度差をつけてやるのがベストです。

 

温度計を設置してこのヘビが好む20℃後半程度に保てばとりあえずOKでしょう。

逆に、20℃を下回るような状況はあまりよくないので、パネルヒーターや暖突等を利用して高めの温度に保ってください。

※直射日光が当たるところにおいていると、蒸れて温度が上がりすぎることがありますので、直射日光は避けるようにしてください

特に暑い時期だと致命的なことになる場合も考えられるので注意が必要です。

 

湿度はそこまで気にする必要はないですが、35~60%程度の適度な湿度がよいとされています。紫外線ライトなどは必要ありません。

とはいえ基本的に乾燥を好むので、湿度の上がり過ぎには注意してください。

 

餌について

出典:http://www.reptilesmagazine.com

カリフォルニアキングスネークは、野生では飲み込めるものであれば動物や鳥などなんでも食べます。

飼育下では、主に餌用に売られているマウス等を餌に用います。必ずしも生き餌である必要はなく、冷凍マウスを解凍して用いればOKです(ただし、きちんと中まで解凍するようにしてください)。

餌の大きさは、ヘビのサイズに応じて変えてください。

餌を与える頻度は小さいころであれば5日~1週間に1回程度ですが、大きくなるにつれ数は減らしていくようにします。おとなになれば10日に1回程度でOKです。

小さいときには、餌を与えれば与えるほど早く育ちます。

しかし、大きくなってから餌を与えすぎると肥満になるので、餌を与える頻度は注意が必要です。

 

水もおいておくとGOOD

入れ物の中には、水入れに深さの半分ほどの水を入れておいておくのがお勧めです。ヘビが浸かれる程度の水入れを用意してください。

水を入れすぎるとヘビが水に入ったときに水があふれてしまうので注意してください。

水入れは

  • 体温調節
  • 飲み水
  • 脱皮不全を防ぐ

など、重要な役割を果たします。

なお、ケージを湿度が高いところに置いている場合は、水入れを常においておくのではなく、水入れをいれない日を時々作るなどして、湿度の上がり過ぎを防いでください。

また、水入れが汚れてきた場合は適宜掃除をしておきましょう。

 

博士

簡単に纏めると

  • 豊富なカラーバリエーションをもち比較的扱いやすい性質で、ペットとしての魅力が高いヘビ
  • ケージや床材、保温器具などが必要。
  • 温度は高めに設定。最低でも23℃ぐらいに保ちたいところ。
  • 餌は餌用に売られている冷凍マウス等を用いる。食べさせすぎには注意が必要。
  • 水入れを用意しておく

といった感じだよ。

基本的には丈夫なヘビだから、温度に気を付けてきちんと世話すれば問題なく楽しめるよ。

ただし、生き物である以上突然死が起こり得ることは留意しておいてね。

 

基本的に単独飼育を行う

カリフォルニアキングスネークを飼育する場合、必ず単独飼育をするようにしてください。

特に若いカリフォルニアキングスネークは共食いをすることがあるので、必ず単独で飼育するようにします。

卵を産ませたい場合は、おとなになった育ったオスとメスを同居させる必要がありますが、そういった場合を除いて、かならず単独で飼育しましょう。

同居させる場合は、最初に同居させてみてからしっかり見張り、お互い攻撃的にならないことを確認しましょう。

 

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最後のまとめ

ここでは『カリフォルニアキングスネークの飼育法!餌、寿命、値段など』というテーマでお送りしてきました。

最後に要点を簡単に纏めると

  • カリフォルニアキングスネークはペットとしての人気の高いヘビで、ワイルドさも併せ持つ反面扱いやすい性質の個体が多い
  • 様々なカラーバリエーションがあり、それぞれで値段も異なる
  • ケージや床材、温度を保つための保温器具が必要
  • 温度は高めに設定。最低でも23℃ぐらいに保つ
  • 餌は餌用に売られている冷凍マウス等を用いる

といった感じになります。

野性味があり丈夫で飼いやすいカリフォルニアキングスネーク、あなたも是非飼育してみてくださいね。

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