クラウンローチの飼育法!餌、寿命、混泳、病気など


クラウンローチとは

クラウンローチは東南アジアに生息するドジョウの仲間で、ひも状の体型をしている一般的なドジョウとは異なり、若干側偏した体型をしています。

また、体型のみならず体色にも一般的なドジョウとの違いが見られ、通常は灰色や茶色など地味な色合いをしているドジョウ科が多いですが、このクラウンローチは鮮明なオレンジ色と黒褐色の縞模様を持ち、大変鮮やかで美しい姿しています。この特徴的な縞模様がピエロ(clown)の衣装の柄のように見えることから「クラウンローチ」という名が付きました。

クラウンローチは自然下では30㎝以上の大型魚になる傾向が多いですが、飼育下では水槽内の限られたスペースで生活し運動量が制限されることから、全長約10cm~15㎝ほどで留まる傾向にあります。

クラウンローチは臆病な性格のため、単独では物陰に身を隠していることが多いですが、複数飼育ではクラウンローチが元気に泳ぎ回る姿を見れるため、観賞魚としてより一層楽しませてくれるでしょう。

飼育方法と必要なアイテム

用意するもの

クラウンローチの飼育には、5㎝ほどの個体であれば30㎝キューブ水槽を使用することも可能ですが、水槽が小さいと運動不足になり十分に成長できず短命になる恐れがあります。そのため、理想のサイズは60㎝以上とされており、複数飼育を行う場合であればより大きな水槽が必要となるでしょう。

クラウンローチは床底に触れて睡眠をとるため、床材には極端な凹凸などがない安全なものを使用しましょう。

水温

クラウンローチは東南アジアに生息している魚種のため、水温は25度~30度が適温とされます。水質は弱酸性~中性で軟水を使用するのが一番だとされます。

病気

ドジョウ科の魚種は水底付近を遊泳するため、水槽の底に汚れが溜まり不衛生な環境で過ごしていると「白点病」などの病気を引き起こす可能性があります。白点病は文字通り魚の体に白い点が出てくる病気で、観賞魚の飼育の上では問題になりやすい病気でもあります。

そのため、病気予防のためにも水槽内の清掃はこまめに行い、清潔を保ちましょう。また、温度が急激に下がるなどした際に白点病にかかる場合も多いので、温度変化には注意してください。

もし白点病にかかってしまった場合は高水温にすると解決されることが多いです。そのため、まずは水温を徐々に30度まで上げて様子を見てみるとよいです。ドジョウの仲間の魚は薬剤に強くないので、薬剤を使用する場合は濃度を薄くするなどの対策が必要となります。

クラウンローチの混泳方法

クラウンローチは混泳されることも多い魚です。雑食性の魚でなんでも食べるため、ほかの魚の食べ残しを食べてくれることもあります。

一方、攻撃性が高く生き餌を好むため、クラウンローチよりも小さいサイズの熱帯魚との混泳は捕食してしまう可能性があります。そのため、小さい魚との混泳は避けたほうが無難だと思います。

基本的に同等のサイズの魚であれば問題なく混泳できる場合も多いですが、稀に同様のサイズであっても捕獲の対象になったり、餌が行き渡らなかったり、性格的に合わなかったりなど不都合が出る可能性もないとはいえません。クラウンローチに限った話ではないのですが、この辺は試してみないとわからないところがあります。

基本的にクラウンローチは群れを成して生息する個体が多いため、単独飼育を行うよりも3匹以上の複数飼育をお勧めします。単独飼育よりも何匹か一緒に飼育しているほうが生き生きする場合が多いようです。一方で、たまに喧嘩や弱いものいじめが起こることがあります。そのため、複数飼育の際には水槽内に隠れ場所や逃げ場所を沢山用意してあげることをおすすめします。

クラウンローチ

クラウンローチの餌

クラウンローチは雑食性です。基本的に色々なものを食べるため、餌の種類には特にこだわる必要はありません。餌としては熱帯魚用の人工飼料を主食として与えてあげると良いでしょう。底にいることが多い魚なので、底に沈むタイプの餌のほうが食べやすいと思われます。

他に動物性の餌としてはアカムシやイトミミズなどを餌とすることもできます。肉食傾向の強いクラウンローチですが、アナカリスやアマゾンソードなど水草を食べたりすることもあります。

クラウンローチの寿命

クラウンローチの平均的な寿命は約15年ですが、中には30年以上生きる個体もいるとされており、非常に長寿な魚です。

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最後に

ドジョウの仲間の魚ですが、一見するとその面影はなく、オレンジ色と黒褐色のツートンカラーが美しい魚です。病気などに注意して長生きさせてやってください。

 

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