インドネシアで新種発見!歩くサメを解説!生態は?

「歩くサメ」と聞いて、あなたはどう感じますか。んなもん、サメがとことこと歩くはずがないだろ!と思うかもしれませんが、インドネシアでは海底を歩くサメが発見されています。世界は広い・・とでもいえばいいのでしょうか(笑)。では、この歩くサメ、いったいどのようなサメなのでしょうか。今回は、この歩くサメについて調べてみたいと思います。


 この歩くサメの種類は?

まずは、サメが実際に歩いている姿をご覧ください。海底をよちよちと歩いている姿が確認できると思います。なんだか我々が抱いているサメのイメージとは異なっているように感じますが、これでも立派なサメの仲間!なのです。

では、このサメは何という種類なのでしょうか。この歩くサメは「テンジクザメ」と呼ばれるグループのサメです。テンジクザメ目には有名なジンベエザメ(ジンベエザメについてはこちら)なども属しています。テンジクザメ目はジンベエザメ科、テンジクザメ科、クラフザメ科・・・といった感じで合わせて7科に分かれており、この歩くサメはテンジクザメ科に分類されているようです。

歩くサメはいくつかの種類がおり、分類もややこしいところが多い(つい最近では、新種の歩くサメがインドネシアで発見されています)のでどの種類が歩くサメで・・、などとといったところを断定するのは専門家でもない限り難しいところもあります。

かといってこんなところで記事を終わらせては身も蓋もありませんので、今回は「歩くサメ」の1種として有名で、情報もあるマモンツキテンジクザメ(エポーレットシャーク)について以下では調べていきたいと思います。※以下で記すサメはオーストラリアのあたりを中心にいるため、ダーウィンが来た!で登場する歩くサメ、インドネシアで発見された新種との関係性はどうなるのかはわかりませんが、いずれにせよ近い種類には変わりありませんので共通点も多いと思います。

 エポーレットシャークの大きさ

大きさは70~90cmぐらいが主です。大きいものだと1mを超えることもあり、最大で107cmのものが見つかっているようです。サメのわりにチビじゃねえか!と突っ込みたくなる方もいるかもしれませんね(笑)このように、この歩くサメはサメとしては小型の部類に入ります。まあ、クソでかいものが海底を歩いていればそれはそれで驚きですが。

エポーレットシャークの生態

エポーレットシャークの食べ物や天敵

エポーレットシャークは肉食で、主に小さい魚や甲殻類、多毛類(ゴカイ類)などを餌としています。一方、ほかの大きなサメなどは天敵になります。天敵から身を守るため、体は保護色になっています。

エポーレットシャークは泳げる?

この歩くサメは泳げるのでしょうか。結論を言えば、泳ぐこともあります。危険から逃れる場合などに泳ぎますが、そんなに得意ではないようで、スピードはあんまり速くありません。

低酸素下でも生きれる?

このエポーレットシャークは、低酸素下でも適応できる生き物としても知られています。通常の5%の酸素量の水でも3時間以上生きていた、酸素がほぼない水中でも1時間生きていた、などの例があります。

水族館で見れる?

比較的飼育のしやすいサメで、オーストラリアやアメリカなど海外の水族館ではよく飼育されています。日本の水族館でも一部で飼育されているようで、須磨海浜水族館にいるマモンツキテンジクザメの動画もアップロードされています。ほかにも室蘭水族館では最近導入されたようです。どこで見れる、などの確かな情報はあまり見当たらなかったので、見たい方は近くの水族館に問い合わせてみるのもいいと思います。

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最後に

サメといえば怖いイメージもあるかもしれませんが、この歩くサメはどことなくかわいさがありますね。

 

 

 

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