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今回は『ヒメウズラの飼育法を解説!餌、寿命、カラーは?懐く?』というテーマでお送りしていきます。
その愛らしい姿から、ペットとしての人気が高いヒメウズラ。名前の通りウズラよりも小型な一方で、豊富なカラーバリエーションを備えています。
ここでは、そんなヒメウズラの飼育について紹介していきます。
ヒメウズラとは

出典:http://opencage.info
ヒメウズラは東南アジア(インドネシアやフィリピン諸島など)やオーストラリアに生息するキジ科の最小種です。
ヒメウズラの体長は約8㎝~10㎝と、体長20㎝あるウズラの半分ほどの大きさです。黒のまだら模様がある小さな頭部と、ふっくらまん丸とした体に短い尾羽が特徴的で、とても愛らしい姿をしています。
カラーバリエーション

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ヒメウズラはカラーバリエーションが豊富で、ブルーやグレー、ホワイト、オレンジ、シルバー、シナモン、パイドなど、その色合いは実に様々です。
豊富なカラーバリエーションからコレクション性も高く、複数飼いをしている飼い主も少なくありません。
ヒメウズラの飼育方法と必要なアイテム

出典:https://www.kikusui-jp.com
ヒメウズラは地上を歩き回り生活する鳥です。また、活発な性格でよく動き回るため、飼育には面積の広いプラケースや水槽を使用しましょう。
ヒメウズラがしっかりと動き回ることができストレスにならないよう、40㎝四方以上を目安にします。
ヒメウズラは驚いたり興奮すると垂直に高く飛び上がります。そのため、怪我防止のためにも、ケースの蓋にはスポンジやタオル、エアクッションなどの緩衝材を設置し対策を行いましょう。
床材には新聞紙やおが屑を使用します。新聞紙は清掃の際に手間が減るためお勧めです。
ヒメウズラは排泄量が多いため、床材交換はできれば毎日、最低でも3日に1度は行いましょう。
また、ヒメウズラは活発に動きまわるため、ケージのあちこちに排泄物や食べ物の残りかすが付着してしまいます。
これらを放置しておくと、菌が繁殖し病気の原因となりますので、月に1度はケージ全体の清掃を行いましょう。お湯で濡らしたタオルなどでケース内を拭き、熱湯で洗い流し殺菌してあげると効果的です。
ヒメウズラは羽についた汚れや害虫を落とすため、またストレス解消のために砂遊びを好んで行います。
砂遊び用の砂は口に入れても害のない、ペットショップで販売されている「焼き砂」や「チンチラサンド」などのペット用のものを必ず使用しましょう
。清潔な環境を保つためにも2週間に一度は砂を交換してあげます。砂を入れる容器は、深めのプラスチック容器やタッパーなどがお勧めです。
その他にはエサ入れ、水入れ、冬場は保温のためにペット用ヒーターや保温球を用意しましょう。
温度について

ヒメウズラは寒さにあまり強くなく、低温になると体調を崩してしまいます。そのため、冬場はペット用ヒーターや保温球を使用し、温度調節に気を配りましょう。
ヒメウズラの餌

ヒメウズラには主食としてウズラ用のフードを与えましょう。代謝量が激しく多くのエネルギーを必要とするため、高カロリーの餌を与えてあげます。
また、ヒメウズラはミルワームなどの幼虫類を好物としますが、そればかりを与えてしまうと栄養が偏ってしまうため、おやつとして少量与えるくらいで十分です。
メスのヒメウズラは生涯にわたって卵を産み続けます。交配相手がいなくても無精卵を産むためカルシウムの摂取をより多く必要とします。
そのため、メスを飼育する場合は市販のカキの殻のパウダーやサプリメントなどを餌に混ぜ、カルシウム補給を十分に行ってあげましょう。
ヒメウズラは懐く?
成鳥からだとまずなつくことはないようですが、ヒナから育てれば刷り込みによって懐くこともあるようです。
数か月で大人扱いなので、生まれたてから育ててやる必要があります。それでもインコなどのよくなつく鳥として知られるものと比べると懐く度は低めです。
ヒメウズラの寿命

ヒメウズラの平均寿命は4~5年ほどで、オスの方が比較的短命な傾向にあるようです。
さいごに
今回は『ヒメウズラの飼育法を解説!餌、寿命、カラーは?懐く?』というテーマでお送りしてきました。
ヒメウズラの飼育は比較的簡単で、初心者の方でも安心して飼うことのできる種類です。
しかし、一度体調を崩してしまうと回復するのが難しいため、健康管理のためにも毎日のコミュニケーションを大切にしましょう。
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