キンカジューはペットにできる?飼育、餌、寿命、大きさは?


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キンカジューとは

キンカジューは猿のような顔つきと長い尾が特徴で、一見猿科に分類されそうな生物ですが、実はアライグマ科の品種です。

大きさや色など

体長は約40㎝~60㎝で尾の長さは40㎝~55㎝ほどと体とほぼ同じ長さがあります。樹上棲のキンカジューは、この長い尾を木の枝に巻き付けることで、高い場所でも安定して生活をすることができます。全体的に丸みを帯びた体つきで、四肢は比較的短く、アライグマ科のため四肢が発達しており、五本の指と鋭い爪があります。

頭部は丸く、大きくまん丸とした目と側頭部についた先が長い耳を持ちます。キンカジューは長い舌を持ち、この長い舌を使い蜂蜜や花の蜜を舐めたり、木の中にいる昆虫を採取したりします。体色は、顔色は淡い色付きで、腹部は黄褐色、背面は黄褐色や赤褐色、黒などが存在します。

生態や生息域

キンカジューは、メキシコ南部からコロンビアやベネズエラ、エクアドル西部、ブラジルの熱帯雨林や乾燥林に生息しており、小集団を成して樹上で生活しています。

海外セレブのパリス・ヒルトンがペットとしてキンカジューを飼い始めたことにより、一躍有名となりました。国内での個体数はまだまだ少なく、希少価値の高い生物です。

飼育方法と必要なアイテム

キンカジューを飼育する際に使用するケージは、サル用のケージまたは猫用のケージがおすすめです。樹上棲なので高さのあるケージが望ましく、止まり木や流木で登り木を作ってあげましょう。キンカジューの寝床や休憩場所となる場所は猫用のハンモックを利用し、なるべくケージの高い場所に設置してあげましょう。

キンカジューは本来夜行性の動物ですので、昼間の寝ている間は無理に起こしたりするようなことは控え、そっとしておいてあげましょう。

キンカジューは中米・南米の熱帯雨林に生息しているため、飼育下での適正温度は27度~33度と高めです。そのため、夏場以外はヒーターを利用して保温を行いましょう。

キンカジューにトイレの場所を覚えさせるのは難しいため、床にはペットシーツを敷くと便利でおすすめです。また、不衛生な環境はキンカジューが皮膚病になったり、また匂いの原因にもなるため、ケージ内の清掃は毎日1回こまめに行いましょう。

キンカジューは好奇心旺盛で人にも興味を示してくれますが、飼い始めの頃は警戒心、恐怖心ともに強いので、最初からいきなり抱っこなの触れ合いは控えましょう。まずはケージの外から果物などのエサを与え、慣れてきたら次はケージ内に手を入れ直接餌を与える、という風に段階ごとに焦らず根気よく徐々に慣れさせていきます。よく慣れたキンカジューは手を舐めたり、しがみついて来たりなど懐っこい姿を見せてくれるでしょう。

キンカジューは植物食の傾向が強い雑食です。バナナやリンゴ、マンゴー、グァバ、アボカドが好物と言われていますが、季節によって様々な種類の果物を与えてあげるとよいでしょう。また、動物性たんぱく質も必要としますので、ミルワームやコオロギなどの昆虫類も時々与えてあげましょう。キンカジューは蜂蜜も大好物ですが、与えすぎると虫歯になってしまうためおやつ程度に少量与えるのが好ましいでしょう。

注意点

ドッグフードやキャットフードにはキンカジューの健康に好ましくない成分が含まれているので、絶対に与えるのはやめましょう。

キンカジューは破傷風菌を持っていることがあり、噛まれると感染してしまう場合があります。噛まれるのを防ぐためにも、キンカジューを刺激するようなことは避けましょう。また、万が一噛まれてしまった場合は病院で見てもらうのが安心です。

キンカジューの寿命

寿命は飼育下では約23年と言われていますが、中には41年生きたキンカジューがいるという記録も残っています。

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最後に

いかがでしたか。日本ではまだまだマイナーなペットで、希少性も高いです。噛まれることがないよう、取り扱う際は注意が必要です。

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