ヤドクガエルの飼育法を解説!餌、寿命は?毒はある?

あなたはヤドクガエルを知っていますか。我々が目にするカエルからは想像もできない、綺麗な色彩が魅力的なカエルです。赤色や青色、黄色など色彩のパターンはさまざまです。そういったヤドクガエルですが、ペットショップなんかでもしばしば目にすることができます。では、ヤドクガエルどうやって飼うのでしょうか。今回はヤドクガエルの飼育を中心に、いろいろみていきたいと思います。


ヤドクガエルの大きさ、生息地

ヤドクガエルは中央~南アメリカの熱帯雨林に棲んでいます。大きさはだいたい1.5cmほど。なかには6cmほどになる種類もいます。重さは平均して1 oz.(28.349…g)ほどとなります。

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ヤドクガエルの餌は?

ヤドクガエルは肉食で、自然界では昆虫などを食べています。飼育下においては、餌は主にショウジョウバエコオロギなどです。ある程度大きい場合はハニーワームなんかを与えることも可能です。手に入れやすさなんかも考えれば、ペットショップで売られているコオロギが無難だといえるでしょう。またカルシウムなどの不足を補うため、同じくペットショップなどで売られている栄養添加剤を餌に振りかけてあげることが必要です。

日常の世話、温度管理

餌やりに加え、毎日2回ほど霧吹きをしてやる必要があります。またヤドクガエルは熱帯の生き物ですので、温度管理が必須となります。だいたい25℃~30℃ぐらいに保っておくとよいです。とはいっても、暑さには弱いため夏場の30℃を超えるような高温には注意するようにしてください。

ヤドクガエルの飼育ケースのセッティング

ヤドクガエルを飼育する場合、普通のカエルを飼育する場合とは大きく違ったレイアウトを用意してやる必要があります。一見すると面倒ですが、ヤドクガエル飼育におけるおもしろさともいえます。

先程述べた大きな違いというのは、ビバリウムの作成です。ビバリウムとは、生物の生息環境に近い環境を再現した飼育設備を指します。作成方法が結構複雑で、初めての方だと最初は戸惑うかもしれません。底床材を敷いたのち、流木なんかをセットし、植物を植えていきます。植物はブロメリアなどがよく使われます。ポトスなど有名な観葉植物も使えますが、ビハリウム内の温度などを吟味したうえで選んでください。詳細は「ヤドクガエル ビハリウム」などで検索するとたくさん作成方法が出てきます。

ヤドクガエルの毒

ヤドクガエルは元来毒を持つ生き物です。毒の強さは種類によって差がありますが、一番強いモウドクフキヤガエルという種類はバトラコトキシンという生物毒の中では2番目に強い毒をもちます。一方であまり強くなかったり、無毒な種類も多いです。

ヤドクガエルが持つ毒は脂溶性のアルカロイドで、天敵の捕食から守るのに役立っています。(毒に対して免疫を発達させたヘビなんかもいるようです)

こう聞くとぎょっとする方が多いかもしれませんが、飼育下において毒を心配する必要はあまりありません。というのも、ヤドクガエルは現地のアリなどを捕食することにより毒を生成しています。言い換えれば、日本でコオロギなどを与えられて育ったヤドクガエルは毒をもたない、ということです。

一方で最近の研究では、オタマジャクシにわずかな毒を含む未授精の卵を食べさせているという研究結果も出ています。このことはヤドクガエルはとても若いころから毒をもっている、ということを示唆します。しかしブリードした場合、毒をもつのはアルカロイドを含む食事を与えたヤドクガエルだけです。このことは少し引っかかるポイントといえますね。

ヤドクガエルの寿命

寿命はおよそ10年ほどです。最大で15年ぐらいまで生きることもあるようです。

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最後に

いかがでしたか。ビハリウムの作成に関しては少し大変な部分もありますが、レイアウトなんかを考えるのはなかなか楽しいのではないでしょうか。色彩も魅力的なカエルですので、興味のある方はぜひチャレンジしてみてください。

 

 

 

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