フウセンウオについて解説!生態や価格は?ペットとして飼育可?

      2017/11/24

フウセンウオはダンゴウオ科に属する魚の1種で、風船という名の通り丸っこい体をした魚です。その姿の愛らしさもあって、人気の高まりを見せている魚です。ここでは、そういったフウセンウオについて解説していきます。

フウセンウオの特徴

体は風船のように丸っこく、大きな口とぱっちりとした目が特徴的です。フウセンウオの大きさは通常約6㎝でピンポン玉ほどですが、最大で13㎝ほどに成長することもあります。

体色は個体によってさまざまで、オレンジ色っぽいものから黄色、茶色のような色合いなど、豊富な色合いをみせます。体全体には小さな黒色の斑点模様があり、腹側と背鰭の周囲以外にはコブ状突起が多数あります。

フウセンウオの生態

フウセンウオの食性は肉食で、多毛類や甲殻類、軟体動物を主に捕食します。フウセンウオは巻き貝の貝殻に産卵し、卵が孵化するまでは雄が保護する習性を持つと考えられています。

フウセンウオの生態については詳しい研究は行われていなかったため、その生態については謎な部分が多く、水族館でも飼育されることは少ない珍しい魚種です。寿命などもいまいちわかっていないのが現状です。

フウセンウオの生息地

フウセンウオは東シナ海から日本海沖、北海道太平洋岸およびオホーツク海、北千島、タタール海峡など北極海を含めた北半球の寒冷な海に生息するダンゴウオ科の魚です。

フウセンウオは底生性で、浮袋を持たないため遊泳は得意ではありません。吸盤状の腹鰭を使って岩に張り付き、隠れて生息していることが多いです。

フウセンウオはペットにできるか

非常に愛嬌のある見た目をしている魚ですし、実際に飼育してみたいと思う方も多いと思います。しかし、フウセンウオの飼育は決して容易ではなく、ペットとしておすすめできる生き物ではありません。見た目の可愛さだけで飼育を決めると、後に痛い目を見ることになるかもしれないので、事前に生態をよく理解しておくことがとても大切となります。

フウセンウオの飼育はまだまだ一般的ではなく、詳しいことはわかっていませんが、飼育方法は同じ仲間のダンゴウオの飼育を参考にするとよいでしょう。

水温や環境

フウセンウオはもともと寒冷な海に生息している魚です。そのため、水温は低めに設定する必要があり、15度~18度が適正とされています。20度以上は高温で弱ってしまいますので、温度調節は他の生物の飼育よりも注意しなければなりません。

中には冷蔵庫で飼育している方もいるくらい、温度管理はダンゴウオ科の魚を飼育するうえで重要なポイントとなります。暑すぎには注意が必要です。

また、ダンゴウオ科は夜行性であるため、暗い場所での飼育が適しています。部屋が明るいと全く動いてくれませんので気を付けましょう。

用意する水槽

水槽の大きさは、ダンゴウオは習性上ほとんど動かないため、単独飼育であれば15㎝ほどの小型水槽でも十分に飼育可能でしょう。複数で飼育を行う場合であれば、その個体数に合わせて調節し、適切なサイズの水槽を使用してください。

ダンゴウオ科の魚の餌には「イサザアミ」や「アミエビ」、「ワムシ」、「小エビ」など様々ですが、一番簡単に手に入る小エビをメインに与えてあげるとよいでしょう。

フウセンウオの価格

フウセンウオを販売しているペットショップやアクアリウム専門店は多くありませんが、取り扱いが全くないわけではありません。一般的には1万円程度、あるいはそれ以上で販売されていることが多く、高価な魚です。高価なことに加え、水温管理などが難しいため飼育も決して簡単ではなく、海水魚飼育等になれている方でないと飼育するのは難しいと思います。

フウセンウオやその仲間の魚は冬に販売されていることが多いです。春から秋にかけて探していなかった場合でも、冬にもう一度探してみれば見つかるかもしれません。

さいごに

フウセンウオはその愛らしい姿から人気が急上昇している魚です。今後より詳しい生態が解明され、一般的になることが期待される魚です。

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