ピラニアより恐ろしい?アマゾンの鬼畜肉食魚、カンディル!

アマゾンに住まう肉食魚、カンディル。アマゾンの肉食魚といえば多くの方が真っ先に思い浮かべる魚はピラニアかと思います。そのピラニアよりも恐ろしい、ともいわれているのがこのカンディルとなります。では、いったいどのような魚なのでしょうか。今回はそういったカンディルのナゾに迫っていこうと思います。


どれだけ恐ろしいの?

この部分が多くの方が最も気にするところではないでしょうか。人を襲う、ともいわれていて、あとでも述べますがアマゾンの現地の方にとってはピラニアよりも恐ろしい魚、と認識されているようです。また尿に反応する、という説もあるようで、尿道などから体内に入り込むといわれています。実際にいくつか人を襲った事例があり、YOUTUBEにはそれと関連した動画もアップされているようです。※閲覧は推奨しません・・・。実際に襲われてしまうと、なかなか引き離すことは難しく、切開が必要になるようです。

ではどこまで危険なのでしょうか?ここまで書くと相当危険な魚なんだなと思った方が多いでしょう。その一方で英国のBBCの2016年1月4日の記事において、簡単に言えば前で述べたようなカンディルは人を襲う!というような説を否定するような記事が出されています。実際後で述べるようにカンディルの生態はなかなか人間からすると気持ち悪く、恐ろさを覚える一面もあり、こういった説が独り歩きしている部分はあるのかもしれません。もちろん、肉食魚ですし警戒するに越したことはないのですが。

 

カンディルの生態

カンディルは決して大きな魚ではありませんが、エサの食べ方などを見れば地元から恐れられる理由が伺えます。カンディルは自分より大きな魚に対しても容赦なく襲います。獲物のエラなどからその獲物の体内に入り込み、内部を捕食していきます。

ちなみにカンディラはナマズ目に分類され、姿形はナマズを小型にしたような感じです。細い体なのでほかの魚にもぐりこみやすい仕様になっています。ナマズを連想すればなんとなく納得できますね・・。

 

大きさ、生息地

カンディルの大きさはどのぐらいなのでしょうか。基本的にはもちろん個体差はありますが10cm程度の魚となります。大きくてもせいぜい30cmといったところです。ピラニアよりも小型となりますね。生息地はアマゾン川を代表とする南アメリカの熱帯です。日本にはいないのでご安心ください。

カンディルの種類

カンディル、と呼ばれるものは一種類ではありません。ナマズ目のうち、トリコミュクテルス科セトプシス科に対して一般的にカンディルと呼びます。Vandellia cirrhosaと呼ばれる5cm程度のものだけを指す場合もあります。様々な種類がいるため、中には微生物を食べるような比較的おとなしいタイプのカンディルもいます。一部のカンディルは水族館などで飼育されてもいます。

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最後に

カンディルが恐ろしいといわれる所以がなんとなくわかったのではないでしょうか。自然界の残酷さ、みたいなものがしみじみと感じられますね。このページを見てくださっている方でアマゾン川なんかに入ろうとする人はまあいないと思いますので、襲われる心配はないでしょう(笑)。

 

 

 

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