かわいいアメフクラガエルを解説!寿命、値段、鳴き声は?

両生類・爬虫類

あなたはアメフクラガエルを知っていますか。我々がイメージするカエルとは違った印象を与える、かわいいカエルです。その姿もあって人気のあるカエルです。今回は、そういったアメフクラガエルの飼育法や寿命、鳴き声などについて見ていきたいと思います。


アメフクラガエルの餌は何?

まず、アメフクラガエルの餌についてみていきましょう。アマフクラガエルは肉食であり、昆虫などをよく食べます。飼育下では5mm前後の活きコオロギなんかを与えるとよいです。コオロギの大きさには注意を払ってあげてください。コオロギはペットショップや、通販なんかで入手できます。餌をやる頻度は1~2週に1回ぐらいです。一見すると少ないなと感じるかもしれませんが、えさやり1回につきコオロギ10匹ほど食べるようです。

以下の動画はレインフロッグの餌やり動画です。わざわざこの動画のようにカエルを別の容器に移す必要はないですが、イメージはこのような感じです。かわいいですね。

アメフクラガエルの寿命

アメフクラガエルは結構長生きです。寿命はだいたい10年ほどとなります。ちなみにアマガエルやトノサマガエルなどの寿命は長くて5年程度です。飼育すれば、結構長い間いっしょにいることができますね。

アメフクラガエルの飼育法

つづいて、アメフクラガエルの飼育法についてみていきます。まずは昆虫の飼育ケースや水槽などの入れ物を用意し、そこにカエルたちがしっかり潜れる程度に(10cm以上)土を敷きます。入れ物はそこまで大きなものでなくても大丈夫です。土は赤玉土、黒土、腐葉土などを利用することが多いです。ちなみに20cmほど下まで潜る能力はあるようです。

「え?カエルに土をそんなに敷く必要があるの?」と思ったかもしれませんが、アメフクラガエルは普段は、というよりほとんどの時間を土の中に潜ってすごすカエルです。まるで土を飼っているかのごとく感じるかもしれません(笑)。特に夜行性のため、昼間の間はそうやって土の中に潜っていることが多いです。そのため土はどうしても必要となります。自然界では雨が降った後、そのなかでも特に夜のみ姿を現すようです。

ついでに水浴びをするために小さな容器に水を入れたものを置いておくとよいです。そうしておくと水の中に入ったりします。また霧吹きなどで加水し、乾燥することがないようにしてください。

また、あとでも述べますがアメフクラガエルは日本原産のカエルではありません。そのため温度管理も必要です。ヒーターなどを用いて、20~25℃前後に保つようにしてあげてください。

アメフクラガエルの値段

値段はもちろんショップにより差はありますが、だいたい1万~2万程度です。やすやすと手が出せる値段ではないですが、海外産だということもありますし妥当なところではないでしょうか。

繁殖は可能?

あまり情報が出回っていないこともあり、繁殖させるのは結構難しいと思います。産卵は土の中に行います。なんだがカブトムシなどの昆虫を連想させますね。なお、オタマジャクシは卵の中で成長していきます。孵化するときには、おたまじゃくしとしてではなくカエルとして孵化します。なお、自然界では雨季のみ繁殖を行います。

アマフクラガエルの大きさ、生息地

アメフクラガエルはアンゴラ、ボツワナ、モザンビーク、ナミビア、南アフリカ共和国、スワジランド、ザンビア、ジンバブエにいます。だらだらと国名を列挙しましたが、要はアフリカにいる、といった認識でいいでしょう。大きさは4~6cm程度となります。

アメフクラガエルの鳴き声

カエルといえばゲロッゲロッとかグワッグワッとか鳴くイメージがありますが、アメフクラガエルの鳴き声は全く違います。本当にカエルなの?と思う方もいるのではないでしょうか。以下の動画で鳴き声を聞いてみてください。

 

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最後に

いかがでしたでしょうか。外見も鳴き声もとってもかわいいアメフクラガエルでした。温度管理など注意が必要ですが、飼育も可能で、実際に飼育している方も結構いらっしゃいます。なかなか土から姿を現さないかもしれませんが・・(笑)。興味のある方は検討してみてください。

 

 

 

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