アルマジロはペットにできる?餌、値段は?特徴は?

      2017/01/03

アルマジロとは

アルマジロはアリクイの仲間の哺乳類で、北アメリカから南アメリカ、アルゼンチン周辺にかけて乾燥した草原や森林地帯に生息しています。

特徴や習性

アルマジロの最大の特徴である鎧をまとったような硬い背中は、鱗甲板という体毛がうろこ状に変化したものです。この鱗甲板は大変防御力に優れており、猛獣の牙や爪でも簡単に傷つけることはできず、時には銃弾を跳ね返すほどの硬度を持ちます。

また、穴を掘る習性があるため、指には鋭く長い爪を持ちます。アルマジロはその硬い鎧を丸め外敵から身を守るイメージがありますが、完全に体をボール状に丸めることができるのはミツオビアルマジロ属 に属する2種のみとされます。

病気の研究

アルマジロは人間以外に「ハンセン病」にかかる唯一の生き物として、ハンセン病の研究にも用いられます。

アルマジロの種類

その分布の広さから生息地によって体格などに様々な変化が見られ、たくさんの種類がいます。例えば、アルマジロの最大種である「オオアルマジロ」は体長75㎝~100㎝ほどに成長し、尾は50㎝ほどの長さがあります。

一方、最小種は「ヒメアルマジロ」で、体長は約10cm、尾は約3cmほどの長さと大変小柄で、最大種との大幅な差異があることが分かります。

他にも最も広い範囲に生息するとされる「ココノオビアルマジロ」、小型の「ピチアルマジロ」、ペットとして飼育されることも多く、実際に一番飼育しやすいとされる「ムツオビアルマジロ」などがいます。はじめて飼育したいと思う方は、このムツオビアルマジロをまず検討するのが無難だと思います。

ペットとしてのアルマジロ

アルマジロは意外にも人に懐く性格であり、近年、海外ではペットとして飼育される事例も多くなっています。哺乳類のアルマジロのほかに、特徴や習性がほぼ同様のアルマジロトカゲという爬虫類も存在し、どちらも近年ペットとして人気を高めています。アルマジロトカゲについては以下のページで解説しています。

まるでドラゴン、アルマジロトカゲの飼育法!餌、値段は?

アルマジロはペットにできるか

日本でのアルマジロの飼育には特別な許可や申請を必要としません。飼育する環境を十分に整えることができ、経済的に余裕があればペットとして飼育することが可能です。

アルマジロの飼育ケージは犬用のケージまたは水槽を使用することで十分に飼育が可能です。大きさは個体のサイズに合わせて選びましょう。アルマジロは一日の大半を寝て過ごすため、極端に大きなケージを使用する必要はありませんが、常にケージ内で飼育する場合は、アルマジロが十分に動くことができストレスにならないよう、多少広めのサイズを選ぶことをおすすめします。

アルマジロはもともと穴を掘る習性があるため、床には新聞紙や牧草などの床材を厚く敷きつめ穴を掘り中に潜る事が出来るようにしてあげましょう。

アルマジロは完全に室内飼育をすることも可能ですが、できることなら運動不足解消のためにも外に連れ出しお散歩させてあげましょう。お散歩をさせる際はダニやノミに気を付けなければなりません。

日本ではアルマジロをペットとして飼育することはまだまだ珍しく、アルマジロを診察してくれる獣医を見つけるのは簡単ではないでしょう。緊急時に慌てないためにも、事前に獣医師を見つけておくことも大切となります。

餌は何?

アルマジロは肉食の強い雑食性であり、野性下では昆虫類や爬虫類を食べます。飼育下ではドッグフードで代用可能であり、このほかにバナナやリンゴなどの果物や野菜などを与えてあげるとよいでしょう。また、時々コオロギなどの生餌を与えてあげるとストレス解消になるためおすすめです。

アルマジロの値段

アルマジロの値段は種類によっても変わってきますが、だいたい30~40万円以上はします。

最後に

いかがでしたか。日本ではマイナーなペットなので、まだまだ飼育するには情報不足だったりで苦労することも多いと思います。とはいえ、特別な許可や申請は必要ないので、経済的な余裕や飼育する覚悟があれば飼育することも十分可能な生き物ともいえます。

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