アクティオンゾウカブトの飼育法を解説!餌、寿命、値段など

アクティオンゾウカブトは、世界で最も重いカブトムシとされるゾウカブト属に属するカブトムシの一種です。全身真っ黒な体色をしており、角の長さはさほど長くはないもののヘラクレスにも負けない大きな体は迫力十分です。ムシキングでも最強の甲虫の1つとしてゲームに登場していました。

幼虫期間が長かったり、その割に成虫の寿命はそこまで長くないなどのネックがありますが、それをもって余りある体の大きさや迫力などから人気の高いカブトムシです。今回は、アクティオンゾウカブトの飼育についてみていきたいと思います。


大きさや生息域、特徴

大きさは最大で130mmを超え、黒いゾウカブトの中では最大種とされています。中央~南アメリカに生息しています。漆黒のボディをしていますが、ツヤはあまりありません。そこはツヤツヤの体をしたマルスゾウカブトやヤヌスゾウカブトとの違いの1つです。

左右に短めの胸角が2本、頭角を1本もち、頭角の先端は二股になっています。頭角の付け根には大きな突起があります。胸部の真ん中も少しでっぱりがあります。角はあまり長くないですが、その分体が非常に大きいため、迫力は半端ないものがあります。

アクティオンゾウカブトの飼育法

飼育に当たっては、ほかのカブトムシやクワガタと差はなく、飼育ケース、餌用の昆虫ゼリー(以下ページも参照)、マット、転倒防止用の止まり木を用意します。ゾウカブト全体に言えることなのですが、大食漢なので餌のゼリーは65gのものを用意するのがよいでしょう。場合によっては、65gであってもすぐに平らげてしまいます。

昆虫ゼリーはどれが良い?種類やあたえ方は?お勧めは?

産卵させたい場合は、交尾済のメスを用意し、大型のケースに一般的にカブトマットと呼ばれる発酵の進んだ黒っぽいマットを敷き詰めます。この場合、上の何割かは固く敷き詰め、残りはふわふわとした感じでマットをのせ、トータルでケースの高さの7割程度の深さにするのが一般的です。

稀にワイルド品のメスもいるかもしれませんが、値段も高いので基本的には日本国内でブリードされたものを飼育することになると思います。その場合は、オスと交尾させるのは必須です。オスとメスを同じケースに入れておき、何日か待てば交尾してくれると思います。メスが餌を食べているときに、そっとオスを乗せてやっても良いでしょう。

温度について

アクティオンは熱帯の生き物なので、温度管理が必要です。かといって彼らは熱帯雨林のような涼しい場所に生息しているので、暑すぎも危険です。最適な温度は25℃前後です。

基本的にゾウカブトはヘラクレスなどと同様丈夫な種類が多いのである程度は常温でも大丈夫だと思いますが、15℃以下や30℃以上が恒常的に続くような環境は避けるようにしましょう。

幼虫飼育と幼虫期間

幼虫飼育に関しても産卵で用いるようなカブトマットを用いれば飼育できます。幼虫飼育の方法も特別なことはなく、ヘラクレスオオカブトなどと同様です。糞が目立って来たらマットを適宜入れ替えるようにしてやってください。全部入れ替える必要はなく、糞を除いてその分マットを足してやる感じでOKです。

基本的に丈夫なのですが、問題なのは無駄に幼虫期間が長く、短くても2年~、通常3年ぐらい成虫になるまでにかかります。幼虫期間が長いだけで飼育自体は特別難しくありませんが、最初の1年は特に大きくなるので、しっかり管理しておくのがお勧めです。

ヘラクレスオオカブトでも1.5年ぐらいなので、気の遠くなるような長さです。その分、羽化した時の喜びはひとしおだと思いますので、粘り強く飼育しましょう。オスとメスの羽化がずれる羽化ズレに関してはあまり起きないようです。

アクティオンゾウカブトの寿命

幼虫期間は無駄に長い割に、成虫の寿命はヘラクレスなどと比べると短めで、半年ぐらいです。寿命はさほど長くないので、産卵させたい場合は早めに交尾をさせて産卵までもっていく必要があります。早すぎても成熟しきっていないので問題なのですが、遅くとも後食(餌を食べ始めること)を始めて1か月ぐらいで交尾させるのが良いと思います。

アクティオンゾウカブトの値段

アクティオンゾウカブトの値段はなかなか高く、成虫のオスメスのペアだと安くても1万数千円、通常は2~3万はいくでしょう。幼虫は1匹1000~2000円ぐらいという印象です。めったに出回っていませんが、ワイルド品(野外で採集されたものが輸入されたもの)だとさらに高くなるでしょう。

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最後に

いかがでしたか。幼虫期間が無駄に長いのですが、飼育自体は特に難しくなく、何よりゾウカブトならではの迫力は見ものです。興味のある方は是非チャレンジしてください。

 

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