インドリの生態を解説!大きさや寿命は?絶滅危惧種?

   

あなたは、インドリという猿を知っていますか。インドリはキツネサルの仲間で、マダガスカル島東部固有の種です。忍者のように木を跳び回って暮らしています。一方で今日では生息数が減少しており、絶滅寸前になっているという側面もあります。今回は、そういったインドリについて調べていきたいと思います。

大きさや生息域

先程も述べたとおり、マダガスカル島東部に生息しています。東部に広く生息しているというよりは、東部の中でもひっかう的限定されたエリアにしか生息していません。

インドリは現存するキツネザルの仲間の中では最大の種類です。体長は64~72cmぐらいで、足を広げた状態で長さを測ると120cmにも達するようです。重さは6~9.5kgぐらいですが、重くなる個体は少なく、6kg寄りの個体が多いです。

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By Karen Coppock - uploaded from camera memory, CC BY 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=3463404

インドリの生態

インドリは一夫一婦で、パートナーが死んだ場合のみ新たなパートナーを探します。夫婦と、その子孫からなる小さなグループ、すなわち家族で生活していますが、複数の世代によるより大きなグループで生活することもあります。1日300~700mほどを移動し、寝るときは木において地上から10~30mほど離れたところで寝ます。

インドリの食べ物

インドリは植物食で、主に葉を食べて暮らします。柔らかい若葉を好んで食べますが、種子や果実、花などを食べることもあります。色々な種類の植物を食べて暮らしていますが、クスノキの仲間が最も多いようです。木以外のものは食べません。メスのほうがより未熟の葉を食べる傾向があり、またそれらを採集するのに費やす時間も長いようです。

インドリのコミュニケーション

インドリは大きく独特な鳴き声を出すことで有名で、その鳴き声は45秒ほど、長くて3分ほど続くこともあります。鳴き声の長さや構造はグループによって様々で、また同じグループ内でも様々です。

自分の鳴き声を広めるため、インドリは通常鳴くときは木のてっぺんへ移動します。そのため、インドリの鳴き声は4kmほど先まで届くようです。

インドリの繁殖

インドリは性成熟するまでに7~9年ほどかかります。メスは2~3年ごとに子供を産み、妊娠期間は120~150日ほどです。1回につき1頭の子供を産み、期間は5~6月ごろです。こどもの世話はメスの役目で、オスはアシスト役になります。オスは餌を食べるのは一番最後など、冷遇されるようです。

生まれたときの赤ちゃんは黒色で、4~6か月ほどたつと徐々に色が大人に近づいていきます。生まれて4~5か月ほどはお母さんのおなかで過ごし、8か月ほどから自立していきます。完全に自立するまでには2年以上を要します。

インドリは絶滅危惧種?

インドリは焼き畑農業や伐採などにより生息地が破壊されたため、生息数が減少しており、絶滅危惧種にもなっています。どのぐらいの数がいるのかは明確にはわかっていませんが(だいたい1,000~10,000ぐらい)、急速に減少しているように思われています。このことは保護されている地域でも起こっています。

またインドリは現地では祖先の化身だという神話があり、狩猟は禁忌とされていた(このことにより現地ではインドリは神聖なものとされてきました)にもかかわらず、広く狩りをされてこともあります。文化の侵害や移住などにより、こういった伝統が薄まったのでしょう。

インドリの寿命

寿命は25年程度のようです。

最後に

大きい鳴き声を発し、忍者のように動くインドリ。是非名前を覚えておいてください。

 

 

 

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