スズメバチも恐れる?シオヤアブ!生態は?刺すから危険?

ご覧頂きありがとうございます。

今回は『スズメバチも恐れる?シオヤアブ!生態は?刺すから危険?』というテーマでお送りしていきます。

シオヤアブは、ハエ目ムシヒキアブ科に分類される昆虫の一種です。

比較的普通に見られる種で特に気に留める方は少ないと思いますが、実はスズメバチの天敵?といわれたりもする意外な面を持っています。

ここでは、そんなシオヤアブについて紹介していきます。

 


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大きさ、生息域、外見の特徴

出典:http://dangerous-insects.blog.jp

大きさはだいたい2~3cm程度で、大型のアブです。

博士
だいたい一般的なアシナガバチ(セグロアシナガバチ)が2~2.6cmぐらいだから、それと同じか少し大きいぐらいだね。

2~3cmというと一見大したことないように感じるけど、アシナガバチぐらいの大きさと考えると、想像以上にでかいと感じるんじゃないかな・・・?

 

シオヤアブは北海道から九州まで、日本全国に分布しています。

外見は一見するとハエだかハチだか、エイリアンのような外見をしていて、あまり好意的に見れる方はいないかもしれません。

体色は茶色っぽく、翅や足は黒色(ただし足の中間点は黄褐色)をしています。全身に白っぽい毛が生えており、この毛が次で述べるように名前の由来になっています。

 

名前の由来

シオヤアブは、漢字では、「塩谷虻」と書きます。

名前の由来は、オスの腹端部の白っぽい箇所が、塩のように見えるから、という説があります。

<青丸の部分に着目>

出典:http://www.ezuko-park.com

 

シオヤアブの生態

出典:http://s2014no64.at.webry.info

シオヤアブの食べ物

アブといえば花の蜜などを吸っているイメージがあるかもしれませんが、このシオヤアブは肉食で、主にほかの昆虫などを食べて暮らしています。

博士
シオヤアブは、アブの中でも一番獰猛だといわれるぐらい、勇猛果敢な狩りをするよ。

 

彼らの狩りはすさまじく、飛んでいるほかの虫たちを背後から襲い、太い口器を突き刺して麻痺させ、体液を吸い取ります

基本的には自分より小さな生き物を襲いますが、稀に自分より大きな生き物(トンボ、スズメバチ、カマキリetc..)などを襲うこともあります。もっともこれらの昆虫だと、逆にシオヤアブが襲われることもありますが。

関連記事:トンボにはどんな種類がいる?日本で見れるトンボを紹介

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また、コガネムシなどの硬い外骨格を持った甲虫であってもおかまいなしです。

 

このことから一見無敵と思われるスズメバチであっても、このシオヤアブは恐れる存在ともされています。

特に小型~中型のスズメバチであれば、シオヤアブの捕食の対象になることもしばしばです。

<スズメバチを捕らえたシオヤアブ>

出典:http://s2014no64.at.webry.info

狩りをする際にはまずは葉の上などにひそみ、自分の近くを獲物が通るのを待つ待ち伏せスタイルを取ります。そして、獲物が近づくと襲い掛かり、そして太い口器を突き刺すのです。

狩りの様子が見たい方は、以下の動画を参考にしてください。

※捕食動画なので、苦手な方は注意してください。

 

繁殖や幼虫の生態

シオヤアブの幼虫については、詳しくは分かっていないことも多いですが、幼虫は地面や朽ち木の中に潜って暮らし、地面の中の虫(コガネムシの幼虫など)を食べるといわれています。

繁殖の際には、カマキリの卵嚢のような形で白い泡状の物を産みつけ、その中に多くの卵が入っています。

 

シオヤアブは危険?

シオヤアブなどのアブは場合によっては勘違いからか、人間を刺してくることもあります。

アブの仲間の虫は日本にも数多くいますが、人間を刺してくることがあるのはそのうちの一部で、刺してくるアブの代表的なものとしてはイエシロオビアブやウシアブなどがいます。

博士
一口にアブと名前が付く虫でも様々だよ。

アブというとあんまり良いイメージはないかもしれないけど、中にはトラツリアブというアブみたいに、全然刺さない&もふもふとしててとっても可愛いやつもいるんだ。

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シオヤアブは、その中では刺してくる部類に入ります。それでも流石にスズメバチなど毒針をもったハチと比べれば危険性は低く、いくら獰猛とはいえ人間に向かって刺してくることはそんなにありません。

なので見かけたからといって特にビビったり、慌てたりする必要はないでしょう。

 

とはいえ、シオヤアブの口器は太いため、刺されると場合によっては腫れたりすることがあるかもしれません。

刺されても大きな害はないですが、痛かったり腫れたりすることはあるでしょうから、厄介といえば厄介です。

そのため、シオヤアブは「もし刺されるとちょっと危険」な生き物といえるかもしれませんね。

博士
シオヤアブはこのように人に害を与えることもあるけど、肉食で他の昆虫などを食べることから、益虫として扱われることもあるよ。

 

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最後に

今回は『スズメバチも恐れる?シオヤアブ!生態は?刺すから危険?』というテーマでお送りしてきました。

最後に、当記事で紹介したことを簡単に纏めます。

  • シオヤアブは、体長2~3cmの大型のアブである
  • 獰猛で、スズメバチなど自分と同じぐらいかそれより大きなものを襲うこともある
  • 幼虫は朽ち木や土の中で暮らしているといわれている
  • 人間を刺すことも無いわけではないが、出くわしても刺される可能性は低い

こんな感じで、シオヤアブにはスズメバチにもひるまず襲うことがあるなど、驚きの要素が詰まっています。

地味な昆虫ですが、是非頭の片隅にでも置いておいてくださいね。

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