カブトムシやクワガタムシを取りに行きたいけど、どういうものを用意しなければいけないの??という方もいると思います。今回は、カブトムシやクワガタの採集に必要となる道具と、その用途に関して説明していきます。
採集道具
採集したものを入れる容器
当たり前ですがこれがないとせっかく捕まえることができても持って帰ることができません。勿論採ってそのまま逃がすと決めている場合はなくてもかまいません。入れ物に関しては小さなプラケースやプリンカップなどで十分です。
カブトムシは体が厚いので入りにくいかもしれませんが、クワガタなんかを沢山採集する予定の場合はルアーケースを持っていくと一匹ずつ入れられるので良いと思います。プラケースに大量に押しこんでもいいのですが、ケンカが起こったり傷がついたりするのは考えられます。ルアーケースに入れるにしろ大量にプラケースに入れるにしろ昆虫たちにはやや窮屈かもしれませんが、少しの間であれば大丈夫です。
懐中電灯やヘッドライト
夜間の採集には必須です。当たり前ですがこれがないと当たり前ですが夜真っ暗で何も見えず、昆虫採集は不可能ですし危ないです。なお、懐中電灯に赤のシートを張ると昆虫の警戒心を煽らずすむとか聞いたことがありますが、わざわざするほどではない気もします。なおヘッドライトがあると両手が空くので便利です。
掻き出し棒(ウロの中に入れられる細い棒)
ウロの中に隠れているクワガタを外へ掻き出すのに用います。オオクワガタやヒラタクワガタなどはウロの中にいることが多いのでウロに入れて穿ることのできる細い棒は必須です。掻き出し棒という名前で昆虫ショップでも売られているので購入してみるのもいいと思います。
虫あみ (脚立)
高いところにいる昆虫をとるのに虫網は便利です。高いところにクワガタを見つけた場合、虫網を下に構えて木をゆするとより確実に捕まえられます。なお重いですが、高いところのムシを取るためには脚立のようなものを持って行くのもありです。林の中はでこぼこしていたり斜面が多かったりするので、安全に気を付けて使用してください。
スコップ
カブトムシは昼間、木の根元で休んでいることが多いです。そのため昼間にカブトムシ採集なんかを行う場合、木の根元を掘ることになると思います。そういう時にスコップがあると便利ですね。
虫よけスプレー
夏の夜は蚊がプンプン飛んでいます。そのため肌の露出部分は虫よけスプレーをしておいたほうがいいでしょう。まあ、たとえ虫よけスプレーをしていても奴らはプンプン飛んでくるのですが・・。
マイナスドライバー(幼虫採集の場合)
クワガタの幼虫採集の場合なんかだと必要です。幼虫や越冬中の成虫なんかを探す際に木をほじくったりするのに使います。ほじくりすぎると昆虫たちの生育場所の破壊になるので注意してください。
服装について
夏なので暑いのですが、長袖、長ズボンで採集を行うのがベストです。というのも、林の中は危険な生き物(マムシ、マダニ、ムカデなど)がおり、トゲのある植物なんかも多いです。特にスズメバチやムカデなどには遭遇することがよくあると思います。それらから身を守るには長袖長ズボンが有効です。また長袖長ズボンにすることで蚊対策にもなります。あとは同様の理由で手袋もしておいたほうがいいでしょう。
最後に
いかがでしたか。安全には気を付けつつ、たくさんのカブトムシやクワガタを捕まえてくださいね。