ショウガラゴはペットになる猿!飼育法や餌、寿命、値段は?

      2017/11/24

ショウガラゴとは

ショウガラゴはセネガルや中部アフリカ、ウガンダ、ケニア、タンザニアなどのアフリカ大陸に幅広く生息している、夜行性の霊長類の一種です。アカシアが多く生い茂る林や、森林、川辺林など様々な環境に適応して生活しています。

顔の半分ほどある大きくパッチリとした目に大きな耳、体長約20㎝ほどの体で、被毛は銀灰色から褐色で短毛ながらフワフワと柔らかい手触りをしています。尻尾の長さは20cmを超えるようです。そのかわいらしい容姿と「チューチュー」という鳴き声から、別名「ブッシュベイビー」とも呼ばれています。

ショウガラゴの動きはとても俊敏で、目にも止まらぬ速さで枝から枝を飛び回り、また、地上での動きも俊敏で素早く走り回ります。ショウガラゴは強靭な後ろ足を持つため跳躍力は特に優れ、その距離はなんと3m以上にもなるほどです。

野生化では昆虫などの小動物や果実、樹脂などを餌とする雑食性です。

飼育方法と必要なアイテム

用意するもの

ショウガラゴは基本的に樹上生活をしている種類であり、また、優れた跳躍力を持ち、時には3m以上跳ぶこともあるため、飼育用ケージは大型オウムに用いるような十分に大きく高さのあるものを使用しましょう。また、ショウガラコはクレバーな生き物なので、場合によってはケージを自力で開けたりすることもあります。そのため、入口が開けられることのないようしっかり閉められるようにしてください。

ケージ内には止まり木や登り木、ロープなどを用意し、自然の状態にできるだけ近付けてあげます。また、寝床や休憩スペースとしてハンモックをケージの高い場所に吊るしてあげると尚良いです。

ショウガラゴにトイレを覚えさせるのは難しいので、ケージ内の床とケージの周辺にはペットシーツを敷いておくと清掃の際に便利です。ケージ内にはペットシーツを敷いたその上にすのこや網などを置き、ショウガラゴが直接排泄物に触れないように工夫すると衛生的にもよくお勧めです。

温度や湿度

室温は26度~28度が適正とされるため、冬場の場合はヒーターやエアコンなどを使用して温度調節を行ってください。また、湿度も60%程度と高めに保つ必要があります。

日常の世話・注意点

  • トイレの清掃は毎日行ってあげましょう。ショウガラゴは夜行性のため、トイレ掃除は夕方以降に行います。月に1度はケージ全体を清掃し、細菌の繁殖を防ぎましょう。また、定期的に換気を行い、新鮮な空気を取り入れてあげることでより清潔な環境になります。
  • ショウガラゴが運動不足にならないよう、室内や外で運動をさせてあげるのも大切になります。室内で遊ばせる際は、イタズラや思わぬ事故を防ぐよう、小物類や鋭利な凹凸のあるものは片付けておきましょう。外で遊ばせたりお散歩をさせる場合は、逃げ出さないように長めのリードを装着して、公園などの安全な場所で遊ばせるようにしてください。
  • ショウガラゴは聴力も大変優れているため、大音量のテレビの音や掃除機の音、外からの騒音はストレスの原因となります。ショウガラゴの飼育スペースでは、騒音に気を付け、掃除をする際はショウガラゴを静かな場所に移動させるなどして工夫しましょう。
  • 大声で怒鳴りしかりつけることは、ショウガラゴに恐怖を植え付け信頼関係を崩してしまいますので、くれぐれも注意しましょう。

ショウガラコの餌

ショウガラゴの餌はモンキーフードを主に与えると、栄養バランスも良く、経済的でもあるのでおすすめです。ショウガラゴはビタミンCを体内で生成することができないため、副食として果物を比較的多めに与えてあげる必要があります。そのほか、雑食性であるため、コオロギやミルワームなどの昆虫類をおやつ程度に与えてあげると栄養バランスが整うのでおすすめです。

犬や猫には与えてはいけないネギやチョコレートはショウガラゴには無害ですので、イタズラで口に入れてしまった場合でも大丈夫です。

給餌回数は1日2回を目安に与えます。栄養の偏りにはくれぐれも気を付けて、健康的な食生活を送れるようにしてください。また、常に新鮮が水が飲めるよう、水入れも用意してあげるとよいでしょう。

ショウガラコの寿命

平均寿命は10~15年程度といわれ、他種のサルと比べると短命ですが、飼育環境をしっかりと整え上手に飼育することで、より長生きすることも可能とされます。

ショウガラコの値段

ショウガラゴは高価な生き物で、値段は数十万円はすると思われます。50万円を超える場合もあり、加えて温度管理などの維持費もかかりますのでお金に十分な余裕がないと飼育は難しいです。

取り扱いも多くないため探すのは一苦労かもしれませんが、エキゾチックアニマルや珍しい動物も取り扱っているペットショップを中心に問い合わせてみれば見つかることもあると思います。

最後に

非常にかわいらしくペットとしての資質も兼ね備えたサルですが、値段も高いためやはり飼育のハードルは高めで、最後まで飼育する覚悟が必要です。それでも飼育してみたいと思う方は、お気に入りの個体を探し是非チャレンジしてみてください。

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