キツツキについて解説!生態や種類は?鳴き声は?

キツツキといえば、あなたは何を思い浮かべますか。木を高速でたたく姿を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。キツツキという名前は木を叩く音に由来するともいわれ、森林や草原などに生息し、一定の縄張りを持ちそこに住み着く鳥です。今回は、キツツキについて調べていこうと思います。


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キツツキの種類や大きさ

実はキツツキという鳥は存在せず、キツツキ目キツツキ科までは存在しますが、個々の種類はおなかの下が赤く日本で最もよく見かけるアカゲラ、全体に青みがかっているアオゲラ、日本では最大でキツツキ界のクマのように大きいクマゲラ、雀ぐらいの大きさで小さなコゲラ、北海道で最もよくみられるエゾアカゲラなど「キツツキ」をさす古語の「○○ケラ」をつけた名前がほとんどなのです。アリスイと呼ばれるアリを主に食べるキツツキなど、特徴的なものもいます。

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木をつつく習性のある鳥を総じてキツツキと呼んでいるだけなのですね。湾曲した鋭い爪とくさび形の尾で体を支えることで木の幹のような垂直面でも静止することができます。

日本のほかにも世界に幅広く生息しており、アメリカ大陸やユーラシア大陸など海外でも見ることができます。最も大きいとされているのはテイオウキツツキで、50cmを超えるとされています。2番目に大きいのはハジシロキツツキで、全長50cmほどになります。

日本で最大のクマゲラは45cmほどなので、これらには及びませんが、それでもキツツキの中ではとても大きい部類であることが伺えます。なお、最もよく見かけるアカゲラは20~24cmほどになります。

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キツツキの鳴き声

キツツキは鳴くこともあります。以下の動画は、アカゲラが鳴いているシーンの動画です。鳴き声を上げることによって求愛行動を行ったりもします。

キツツキのドラミング

木を嘴で叩く姿が良く知られますが、これはドラミングといい、キツツキのドラミングは毎秒20回という速いペースで行われます。こんな速さで頭を打ち付ければ、脳震盪を起こしそうですね。実際、頭を打ち付ける時の力は重力の1000倍ともいわれています。人間であればこれだけの衝撃が加われば、目玉が飛び出してもおかしくないぐらいです。

キツツキと呼ばれる仲間には、上瞼と下瞼に加えてもう一枚内側にまぶたがあり、嘴を木に打ち付けるときにはこの内側の3枚目のまぶたが強く閉じてシートベルトの役割を果たしているのです。また人間だったらむち打ちになりそうなスピードで首を動かしても大丈夫なようにキツツキの首は強靭な発達を遂げており、その筋肉を木に打ち付けるときには瞬時に緊張させているのです。また、脳そのものが小さいのに加え、舌の骨が頭部の上方にまでくるりとのびてこれもまたシートベルト構造をとっているのです。

この上下の構造と可動性の効果で衝撃が加わっても力を上手く受け流すことができるようになっているようです。漢字表記の「啄木鳥」は「木を啄(ついば)む鳥」の意味で、日本では石川啄木を想像し、静かに書物に目を落とすような姿を思い浮かべるのですが、実は脳震盪を起こしそうな激しい振動の中で身を守るすべを身につけているのですね。

次のページでは、キツツキの生態、木をついばむ理由などを解説しています。

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