カブトムシの採集法を解説!時期は?場所は?

カブトムシ・クワガタ

あなたはカブトムシを捕まえたことがありますか?テレビや図鑑なんかではカブトムシがわんさかいるシーンなんかが映っています。とはいってもああいうものを夢見て採りたいと思ってもなかなか一匹さえ見つからない。そういった経験がある方、はたまたどこにいるのかわからない・・・という方、いろいろいると思います。今回はカブトムシの採集法を見ていきます。ぜひとも参考にしてください。


カブトムシはどこにいる?

カブトムシは本州、四国、九州、沖縄など北海道にはいませんがほぼ日本全土に分布しています。いるところは簡単に言えばクヌギやコナラなどが生えた落葉広葉樹の雑木林となります。(ミズナラなど一部の常緑広葉樹にもいます)あまりに標高が高いところには少なく、標高1500m以下を目安にしてください。

人間が古くから農業のために利用してきた、雑木林なんかにもたくさんいます。田んぼ周りの林なんかも見てみるといいと思います。古くから人間とのかかわりも大きく、里山に住む人々なんかにとって身近な存在です。最近は開発が進んでいることや、雑木林を利用することが少なくなってきたこともありそういった面は少なくなってきていますが・・・。

カブトムシは昼間は木の根元などに潜って休んでいますが、夜になると姿を現し、クヌギやコナラなどの広葉樹の樹液に集まり、樹液を吸っています。そのため樹液がでている木がいくつかあるかどうか、というのがカブトムシがいるかいないか、の1つの目安になります。たくさん出ている木があれば、絶好のポイントでしょう。

 

また樹液が出ている木がたくさんあるような林の場合、林に入っていくと何となく甘酸っぱいにおいみたいなのが感じられる場合もあるかもしれません。そういう場所にはカブトムシやクワガタなどがたくさんいる可能性が高いです。そういった林はなかなか見つからないものですが・・・。

カブトムシの採集法

では、カブトムシは具体的にどのようにして採集するのでしょうか。一番簡単な方法は、昼に目を付けた林においてどこに樹液の出ている木があるか、目星をつけておきます。そして夜にその目星をつけた林を見回っていくという方法です。カブトムシは夜行性で基本夜に活動するため、夜間を利用して採集するのがベストです。

昼にも運が良ければのこりもののカブトムシが樹液にいる可能性はあります。昼間にできる採集といえば、樹液が出ている木の根元なんかを見てみることや、高いところの木の枝なんかにとまっていることもありますので見て回る、といったところでしょうか。ただ運がよくないと見つからないです。

また、カブトムシは夜に光に集まる性質(正の光走性)があります。そのため林近くの自動販売機や、街灯なんかのまわりを見てみてください。カブトムシがやってきている可能性があります。

採集で必要な道具

カブトムシ採集にあたって必要な道具については別ページで紹介しているのでこちらをご覧になってください。

カブクワ採集に必要な道具

採集の時期、時間帯

カブトムシが採れるのは6月下旬~8月となりますが、7月がベストとなります。カブトムシはPM6時ごろに活動をはじめ、PM9時ごろが活動のピークです。そのためPM9時あたりの時間帯に採集するのがいいでしょう。

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最後に

いかがでしたか。採れる詳細なスポットなんかを紹介することはできませんが、いる林をさがすのもカブトムシ採集の醍醐味だと思います。一匹でも取れた時の喜びは忘れがたいものがあります。取れたときは逃がしてやるか、大切に飼育してやってください。(カブトムシの飼育法参照)あなたもこの夏はカブトムシをゲットしに行きましょう!

 

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