ヒラタクワガタの種類を紹介!大きさや値段、生息地は?

カブトムシ・クワガタ

ヒラタクワガタは日本にも生息していますが、海外でも多く生息しています。外国産のヒラタクワガタはペットとして飼育されることも多く、飼育も特別難しくなく人気があります。今回は、そういったヒラタクワガタについてどのような種類がいるのか紹介していきたいと思います。


ヒラタクワガタ(オオヒラタクワガタ)

日本のヒラタクワガタもここに属します。学名ではDorcus titanusと書きます。たくさんの亜種がいて、生息地の名前を冠して●●オオヒラタクワガタ、○○ヒラタクワガタなどと呼ばれます。以下で昆虫専門店でも見られるような代表的な亜種を紹介します。

パラワンオオヒラタクワガタ

フィリピンのパラワン島に生息しています。ヒラタクワガタでも最大になるものとして有名で、ケンカが最も強いクワガタとして名前が挙がることが多いです。最大で110mmほどにも達し、ヒラタクワガタでも最も人気がある種類といえます。だいたい3000~5000円程度で買えますが、超大型のものだともっとすることも多いです。

スマトラオオヒラタクワガタ

インドネシアのスマトラ島に生息しています。最大サイズは100mm程度です。昆虫ショップなどでは目にすることが多く入手も容易で、普通のサイズであれば値段も安いです。ベンクールやアチェなどいくつかの地域のものが売られていて、地域によって大アゴのサイズに差があります。

内歯下がりと呼ばれるような大アゴの形は人気があります。値段はサイズによって差がありますが、安いものだと1000円程度で入手することも可能です。一方超大型のものであれば高くなると思います。

スラウェシオオヒラタクワガタ

Kの文字のような形をした、インドネシアのスラウェシ島に生息しています。内歯の形はスマトラヒラタに似ており、最大サイズは100mm程度です。

ミンダナオオオヒラタクワガタ

フィリピンのミンダナオ島を中心に、バシラン島、ディナガット島にも分布しています。最大サイズは100mm程度です。大アゴの形はパラワンオオヒラタに似ています。

ヒラタクワガタ

日本のヒラタクワガタです。最大サイズは75mm程度と、海外のものと比べるとやはり差があります。木のウロなどに隠れていることが多いです。採集法については以下のページをご覧になってください。

ヒラタクワガタの採集のポイントを解説!時期は?場所は?

ツシマヒラタクワガタ

日本の対馬に生息しています。日本のヒラタクワガタでは最大の亜種で、80mmにも達します。形は日本のヒラタクワガタによく似ています。

アルキデスオオヒラタクワガタ

インドネシアのスマトラ島に生息しています。大あごの形はスマトラオオヒラタとは違い、またスマトラオオヒラタより太い印象です。大あごの形は長歯と短歯と2種類があります。よく輸入されていて値段も安く、安いものだと1000円程度で手に入れられます(勿論大型になると高くなりますが)。

挟む力が強く、最も挟む力が強いクワガタとされることもあります。特に短歯の大型サイズのものは挟む力が半端ないです。ヒラタクワガタには概していえることですが、取り扱う際は挟まれないよう注意が必要です。

ダイオウヒラタクワガタ

インドネシアのジャワ島に生息しています。先が大きく湾曲した形をした独特な大アゴが特徴的です。最大サイズは90mmほどですが、大あごの先の湾曲を考えればほかの大型のヒラタにも引けを取らない大きさだといいえるでしょう。値段はそこまで高くなく、安いものだと1000~2000円程度で購入できると思います(大型のものだと勿論高くなりますが)。

ケンカが強い?

いろいろなクワガタをケンカさせれば、大型のヒラタクワガタが最も強いといえます。ギラファノコギリやマンディブラリスフタマタのほうが大あごは大きいですが、ヒラタクワガタは体ががっしりしていて挟む力が強いなど、ケンカが強いための要素を兼ね揃えています。

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最後に

いかがでしたか。ヒラタクワガタは外国産クワガタでは入門種の1つなので、ぜひ飼育もしてみてください。

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