南米のラクダ・ビクーニャとはどんな動物?生態は?

ご覧頂きありがとうございます。

今回は『南米のラクダ・ビクーニャとはどんな動物?生態は?』というテーマでお送りしていきます。

 

あなたは、ビクーニャという動物を知っていますか。南米に棲んでいるラクダの仲間の動物で、有名な動物で言えばアルパカに近縁の種類です。

では、ビクーニャはどのような動物なのでしょうか。今回は、そういったビクーニャの生態を見ていきたいと思います。

是非、最後までご覧ください。

 


スポンサーリンク

大きさや生息域

vicuna-43293_640-1

体長は1.5mほど、体高(肩高)は75~85cmほど、重さは35~65kgほどです。

南アメリカのアンデスの中央部のあたりに生息しており、ペルー、アルゼンチン北西部、ボリビア、チリ北部などに棲んでいます。他にもエクアドルにも少しの数がいるようです。

以下の画像でいう緑色のラインとその周辺がおよその生息域となっています。

ボリビアに最もたくさんの数が生息しています。だいたい標高3200~4800mほどのところにいます。

出典:https://mapswire.com

 

ビクーニャの生態

ビクーニャの生態はグアナコのそれに基本的にはよく似ています。グアナコについては以下をご覧ください

南米のラクダ・グアナコってどんな動物?

ビクーニャの食べ物

ビクーニャは主に草を食べて生活しています。グアナコもそうですが、塩が豊富な石灰石や岩をなめたり、塩水を飲んだりすることもしばしばあります。

ビクーニャの群れ

ビクーニャは家族単位を基本とした群れを作ります。群れは1匹のオス、5~15匹ほどのメス、こどもたち、といった感じで構成されます。群れはそれぞれ18km²程度のテリトリーをもっていますが、テリトリーに関しては餌を確保できるかといった要素により変動します。

ビクーニャの繁殖

メーティングシーズンは3~4月ごろで、メスは1回あたり1匹のこどもを産みます。こどもは12~18か月ほどで独立します。

ビクーニャの保護

ビクーニャはスペインが征服したころまでさかのぼる乱獲の影響で、1960年台には6000頭ほどまで減少しました。ビクーニャの毛は非常に価値が高いことなどからそのため、ビクーニャは絶滅の危機に瀕していると考えられるようになり、ビクーニャのウールの取引も禁止されました。

しかしWWF(世界自然保護基金)などによるビクーニャ保護区の設立、インカ帝国時代に行われていたビクーニャの毛を生きたまま狩る「チャク」と呼ばれる手法を復活させたことなどにより、現在は生息数は大幅に回復しています。現在は40万頭を超えるまでに回復したようです。

vicuna-1273596_640

国章に描かれている?

ペルーの国章にはビクーニャの絵が描かれています。もっともペルーはビクーニャの保護のための法規制をいち早く進めた国で(このときはあまり効果がありませんでしたが)、生息数回復のきっかけの1つといえる保護区の設立などによる保護もペルーで先陣を切って行われていました。

ビクーニャの仲間の動物

ビクーニャに近縁の種類としてはアルパカなどがいます。下のページも参照してください。

リャマ、ビクーニャ、グアナコ・・アルパカ似の動物を紹介!

スポンサーリンク

最後に

現在でも多くの動物が絶滅の危機に瀕していますが、ビクーニャのように生息数の回復が進んでいくといいですね。

スポンサーリンク