マツムシについて解説!飼育法は?餌や寿命、鳴き声は?

      2017/08/29

マツムシといえば、童謡の「虫のこえ」にも登場し、日本の秋の風物詩でもある鳴く虫たちの中でも有名なものの1つです。幼いころ、昆虫図鑑などで見た方も多いのではないでしょうか。今回は、そういったマツムシについていろいろと調べていきたいと思います。

マツムシの鳴き声

では、マツムシはどういった声で鳴くのでしょうか。マツムシの鳴き声は図鑑や童謡などでは「チンチロリン」といったいかにも美しそうな鳴き声で紹介されています。実際のところは「チンチロリン」から想像されるような鳴き声とは少し違った感じがしますが、それでも結構綺麗な鳴き声に感じます。以下の動画で鳴き声を聞いてみてください。

なお、このマツムシの鳴き声は結構大音量なようです。なので鳴き声を楽しもうと思って飼育してみても、うるさいと感じることもあるかもしれません。

大きさ、生息域

東北南部より南の本州、四国、九州に生息しています。離島にはオキナワマツムシなどのよく似た種類が生息しています。草地に生息しており、河川敷や高速道路沿いなどに多いようです。大きさは2~3cmぐらいで、スズムシよりは少し大型になります。

マツムシの生態や食べ物

マツムシは雑食性です。食べ物としては草の葉のほかに、ほかの生き物の死骸なども食べます。土の中に卵を産むコオロギやスズムシなどと違い、イネ科の植物の茎に産卵します。茎に穴をあけたのち、産卵管を差し込んで産卵していきます。なので後でも述べますが、飼育下で産卵させようと思えば、土を入れておくだけではなくススキなどのイネ科植物を産卵床として用意してあげる必要があります。

なお、マツムシは比較的開けた場所に生息しているため、人間の開発などの影響をもろに受けてしまいます。なので、生息数は以前に比べると減少してしまっているようです。売られていたとしても、スズムシなどに比べても高価になります。

アオマツムシについて

日本に棲みつくようになった外来種のマツムシとして、このアオマツムシが挙げられます。同じマツムシという名前がついていますが、普通のマツムシは褐色をしている一方このアオマツムシは緑色なので、色で判別は容易にできます。加えて鳴き声もマツムシとは異なりますが、比較的音量が大きく好き嫌いが分かれる鳴き声のようです。マツムシなどへの在来種の影響はよくわかっていないところが多いですが、懸念されるところでもあります。

マツムシの飼育

餌は何?

基本的にはスズムシやコオロギなどと同じものを与えれば大丈夫です。市販されているスズムシ用のエサ、野菜、煮干しなどを与えていけばいいでしょう。

用意するものと日常の世話

まずは入れ物と土を用意します。入れ物に関しては普通の昆虫ケースでいいですが、逃げないようフタはしっかり閉まるものにしてください。土に関しては赤玉土などを用いればOKです。これでないといけない、というものはないと思います。そして産卵させたい場合は産卵床を用意します。

ススキなどのイネ科の植物の茎をとってきて多数さしておくと産卵床になります。加えて隠れ家などにもなるため一石二鳥です。産卵床に関しては枯れても新しいものに変えたりする必要はありません。マツムシの産卵はなかなか難しいようで、スズムシやコオロギなどに比べるとハードルは高いです。ただ茎を刺すだけではなく、巻葉を用意するなどの工夫も必要になることもあります。ススキの茎を束にしてやるとよいともいわれます。

世話としては、餌替えや乾燥防止のために霧吹きをするなどです。多頭飼育しても基本的には大丈夫です。霧吹きは、マツムシが死んだあとも卵を産んでいれば継続して行うようにしてください。

マツムシの寿命

マツムシの寿命は成虫になってから2,3か月ぐらいで、11月ごろまで成虫を見ることができます。

最後に

いかがでしたか。産卵なんかは難しいところもありますが、興味のある方は一度飼育にもチャレンジしてみてください。

 

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