カマキリの飼い方は?餌は?カマキリの飼育について解説!

カマキリといえば、あなたは何を思い浮かべるでしょうか?私は昔はカマキリが好きで、よく捕まえてはプラケースのミニで飼育していました。一瞬で獲物を捕まえる芸当は見るべきものがありますね。今回は、そういうカマキリの飼い方についてみていこうと思います。


カマキリの飼い方におけるポイント

入れ物はどうするの?

入れ物に関してですが、はっきり言って何でもいいです。昆虫の飼育ケースの一番小さいもの(ミニケース)やあるいは海苔などが入っていた瓶なんかでも全然問題ありません。明らかに「これは狭いだろう」というものでなければ大丈夫です。

餌はどうするの?

餌に関してですが、カマキリは自然界ではバッタ、セミ、チョウ、トンボ、ハチなどの生きた昆虫など、基本的に捕まえられる大きさの生き物に関してはなんでも食べます。場合によってはカエルやトカゲなんかも食べます。自分より大きいものでもお構いなしに食べたりします。

ただしカマキリはあくまで待ち伏せして不意打ちするからこそ大きな獲物でも捕らえられるのであって、飼育下で同じことができるかといえばできません。あまり無茶な獲物を与えたりすることはないようにしましょう。

バッタなど生きた昆虫を捕まえてきて与えるか、ペットショップや釣具店などで売っているミルワームやフタホシコオロギ、ヨーロッパイエコオロギなんかでも構いません。アマガエルなどと同様、動いているものを捕食するので、魚などを与える場合は目の前で揺らしたりしてあげれば食べてくれるでしょう。

他に何が必要?

基本的にカマキリは入れ物に入れたのち、時々(1~数日に一回)餌を与えてやれば他にすることはあまりないですが、カマキリが水を飲むために時々霧吹きをしてやるとよいです。止まり木などの足場も入れてあげるとよいですが、逆に入れすぎると餌をとる際に邪魔になったりする可能性もあるので無理に入れる必要はないと思います。土を敷いたりする必要もないです。

産卵について

基本的に交尾済みのメスの場合は特別なことをしなくても普通に飼っていれば中に大量の卵が入った卵嚢をつくります。準備しないまま卵嚢を春まで部屋に放置しておくと孵化した際に部屋が赤ちゃんカマキリだらけになってとんでもないことになるので気を付けましょう。卵嚢を取り外してやって、ボンドなどで屋外の木や塀などにつけてやるのが一般的でしょうか。

多頭飼育はダメ!!

多くの方はご存じだとは思いますが、カマキリは共食いします。なのでどんなに広い入れ物でも多頭飼育は厳禁です。有名なところでいえば、オスとメスが交尾の際にオスはよくメスに食べられてしまうということでしょうか。(運よく交尾したのち逃げられるオスもいますが、残念なことに交尾に至る前にメスに食べられるオスもいます)。

ちなみに、卵を産ませたい場合において、幼虫から育てていた場合はオスとメスを同居させる必要はありますが、メスの成虫を取ってきた場合、交尾済みの場合も比較的多いので無理にオスと同居させる必要はありません。

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最後に

いかがだったでしょうか。カマキリの飼育は餌さえ確保できれば非常に簡単です。カマキリならではの、一瞬で獲物を掴む早業を目撃することも可能です。ぜひとも試してみてくださいね。

 

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