動物園でおなじみ、レッサーパンダ!生態は?赤ちゃんはどう?

レッサーパンダといえば、あなたは何を思い浮かべるでしょうか。レッサーパンダはネコ目レッサーパンダ科に属する哺乳類の一種で、多くの動物園でも飼育されています。動物園などで一度は見たことがある方も多いのではないでしょうか。ここでは、このレッサーパンダについて解説していきます。


大きさや外見の特徴

レッサーパンダの頭胴長は50~64cmほど、尻尾の長さは29~58cm程度です。体重はオスが3.7~6.2kgほど、メスが3~6kg程度とされます。

長くソフトな毛皮をもっており、毛皮の色は背中側は明るい茶色、おなか側は黒っぽい茶色をしています。鼻の周りや耳の部分などは白っぽい色になっており、長いしっぽも茶色と白の縞模様になっています。

レッサーパンダの生息域

レッサーパンダはヒマラヤの温帯林にいて、ネパールの西部から中国のあたりまで生息しています。その中でも標高2800~4400mほどと非常に標高の高い地域に暮らしています。レッサーパンダの棲む場所の気温は10~25℃程度で、年間の温度変化も少な目の意外と過ごしやすそうな気候です。

ジャイアントパンダとの関係

レッサーパンダと同じくパンダという名称がつく動物として代表的なのはジャイアントパンダです。単にパンダといえばこちらを思い浮かべる方がほとんどではないでしょうか。

とはいえ、ジャイアントパンダとレッサーパンダは同じパンダという名をもつとはいえ、分類学的に言えば結構違う種類になるようです。最初はレッサーパンダのことを「パンダ」と呼んでいましたが、ジャイアントパンダの発見により「より小さい」ことを意味するlesserをつけてレッサーパンダと呼ぶようになったようです

なお漢字ではレッサーパンダを「小熊猫」、ジャイアントパンダを「大熊猫」と書きます。詳しくは以下のページも参照してください。

参照:パンダ雑学集!漢字ではどう書く?しっぽの色は?

レッサーパンダの生態

縄張りをもつ?

レッサーパンダは縄張りを形成して生活しています。臭腺によってにおいをつけたり、排便によってにおいをつけ、縄張りを主張するとされています。

そのため、1~3月のメイティングシーズンを除けば基本的には単独で生きる動物です。

レッサーパンダの食べ物

レッサーパンダは木登りが得意で、食べ物は竹がメインを占めます。ほかにも果実や花など植物性の餌に加え、小型哺乳類や鳥、昆虫なども食べることがある雑食性の動物です。

ジャイアントパンダもそうなのですが、セルロースを消化することができないので、彼等は生きるためには多くの竹を必要とします。そのためか、食べ物の2/3ほどは竹が占めているようです。カロリーが低い食生活をしているためか、生活のうちのほとんどの時間は寝ているか食べているかのどちらかのようです。

レッサーパンダの繁殖

レッサーパンダは18か月ほどで生殖ができるようになり、生まれて2~3年で完全に成熟したおとなの体になります。

メイティングシーズンは1~3月ほどで、オス、メスともに1匹あるいはそれ以上の個体とメイティングを行います。メスは子どもを産む数日前から草葉などを集めて巣作りを行います。巣は岩の隙間や木の洞などにつくります。数か月にわたる妊娠期間ののち、メスは6~7月ごろ、1~2頭の子供を産みます。

生まれたての赤ちゃんは体重110~130gほどで、眼が見えず耳も聞こえないようです。生まれてすぐの時には母親は自分の時間の6~9割ほどを赤ちゃんのために費やします。

生まれて1週間ほどたてば母親も徐々に巣の外で活動することも多くなっていきますが、それでも定期的に巣に戻って子育てを行います。生まれて90日ほど経てば、赤ちゃんも大人の体に近づいていき、巣の外で活動しはじめます。なお、オスが子育てを手伝うことは少ないです。

レッサーパンダの寿命

レッサーパンダの寿命は8~10年程度とされています。それ以上生きた個体もおり、15年以上生きた個体も確認されています。

見れる動物園は?

見れる場所が限られているジャイアントパンダと違い、レッサーパンダは比較的多くの動物園で見ることができます。そのため、最寄りの動物園に行けば見れる場合も多いと思います。

代表的な動物園を挙げれば、旭川動物園(北海道)、上野動物園(東京)、ズーラシア(神奈川県)、天王寺動物園(大阪)、福岡市動物園(福岡)などがありますが、全国の数十の動物園で飼育されているので、そんなに遠くに行かなくても見れる場合が多いです。沖縄や離島にはなさそうなので、その場合はなかなか難しいかもしれませんが・・。

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最後に

ジャイアントパンダほどではありませんが、依然としてそのかわいい姿から高い人気を誇るレッサーパンダ。見れる動物園も多いので、興味のある方は是非見に行ってみてください。

 

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