モンシロチョウを解説!幼虫の育て方や餌は?寄生される?

モンシロチョウといえば、我々にとって身近なチョウの1種です。キャベツ畑などをひらひらと飛んでいる姿はよく見かけるのではないでしょうか。小学校の理科などにおいても教材として登場したりもしています。今回は、そういったモンシロチョウについて、いろいろとみていきたいと思います。


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 モンシロチョウの大きさや外見

モンシロチョウは、名前のように白い羽をもち、その白い前翅には斑点が2つ入ります。モンシロチョウという名の「モン」は、この斑点を紋とみなしたことによるものです。大きさとしては、前翅の長さは3cmほどになります。

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成虫のオスメスの違い

モンシロチョウのオスとメスは一見よく似ていますが、オスのほうが斑点が小さく、黄色っぽくなります。とはいえカブトムシのように角の有無のようなわかりやすい違いではありません。しかし、彼らモンシロチョウにとっては、オスメスは視覚で明確に見分けることができるようです。というのも、モンシロチョウの翅に紫外線を当ててみると、オスは黒く見え、メスは白く見えます。我々の眼ではどちらも似たような色に見えるのですが、モンシロチョウは明白に紫外線が当たった際の色によって区別する能力があるということです。

モンシロチョウのライフサイクル

成虫は3~10月ごろまで長く見られ、年に数回の発生期があります。産卵された卵は1週間ほどで孵化し、卵の殻を食べます。そしてしばらくたつと、俗にいうアオムシとなってさらに成長し、さなぎとなり成虫となります(完全変態)。それぞれの時期はいつ孵化するかによって異なり、蛹の形で越冬する場合もあれば、孵化してから1か月ほどで成虫になる場合まで様々です。

モンシロチョウの幼虫の食草

モンシロチョウの幼虫は主にキャベツやブロッコリーなどのアブラナ科植物です。これらは畑でよく育てられるものでもあるため、農家の方にとっては、このモンシロチョウの幼虫はある意味悩みの種となります。逆にモンシロチョウがこのように分布を広げ、普通種となったのは、人間がこのようなアブラナ科の植物の栽培を増やしていったことも要因といえます。

モンシロチョウの幼虫の飼育

モンシロチョウは、チョウの中でも有名な種類で、餌もキャベツなどの葉なので飼育もしやすいと思います。実際、モンシロチョウの幼虫は小学校の理科の教材として使われたりもします。キャベツの葉を1枚ビンに生け、そこに幼虫を止まらせてあげれば飼育できます。ビンの隙間はティッシュや脱脂綿などで埋めてあげるとよいでしょう。

基本的には、葉の食べ跡が目立ってくれば葉を交換してあげるなどの世話だけで蛹、成虫まで育てることができます。成虫になったら逃がしてあげてください。飼育しているうちに糞がたまってくるのでそれに関しては掃除してあげるとよいです。

幼虫に卵を産む寄生蜂

アオムシコマユバチという寄生蜂は、モンシロチョウの幼虫に卵を産み付ける、モンシロチョウにとっては厄介な天敵です。この蜂は自然界の半数以上のモンシロチョウの幼虫に寄生しているといわれています。そのため、飼育するときはこのハチが出てくると困るので、ガーゼなどをフタの間に挟むなどしておくとよいと思います。

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最後に

モンシロチョウのアオムシは見た目的にもそんなに気持ち悪くないほうなので、お子様と一緒に観察してみるのも面白いと思います。興味のある方は試してみてください。

 

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