不思議な巣・ツリスドリの生態!大きさ、種類、鳴き声など

ツリスドリは、スズメ目ムクドリモドキ科に分類される鳥で、スズメの仲間です。中南米を原産とする鳥で、独特かつ緻密な巣が特徴的です。ここでは、そういったツリスドリについて解説していきます。


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大きさや生息域

ツリスドリには多くの種類がいるため、大きさも様々ですが、だいたいオオツリスドリ属の仲間の鳥だと30~50cmほど、ツリスドリ属の鳥だとそれより小型で20~30cmほどになります。

我々のまわりによくいるカワラバト(一般的な鳩)の大きさが30cmぐらいなので、だいたいそれより少し大きいか小さいかぐらいだと考えればよさそうです。スズメ(15cmぐらい)よりは大きいですが、カラス(50cmほど)よりは小さい、一般的に我々がイメージするような鳥の大きさとそこまで変わりありません。

冒頭でも述べた通り中南米原産の鳥で、有名なアマゾンのジャングル等幅広く生息しています。

ツリスドリの種類

ツリスドリには種類がたくさんおり、お互いよく似ているものも多いです。代表的なツリスドリと名の付く鳥には以下のような種類がいます。

  • オオツリスドリ属
名前 簡単な紹介
カンムリオオツリスドリ 冠の名の通りとさかが特徴的だが見るのは難しい。
クリガシラオオカツオドリ 尾羽が長い。頭の部分が茶色っぽく見える。
ミドリオオツリスドリ オリーブ色をしており、おなかは黄色っぽい。嘴は淡い桃色で、先はオレンジ色。
オオツリスドリ 中米に棲み、オスは50cmにも達する。眼の下の白い模様が印象的。
  • ツリスドリ属
名前 簡単な紹介
キゴシツリスドリ 基本色は黒だが、羽の黄色い模様が美しい。
ヒゴシツリスドリ こちらも基本色は黒だが、羽に赤い模様が入る。
ヒメクロツリスドリ 全身黒色。

ツリスドリの生態

以下では、上でも紹介したツリスドリ属の代表的な鳥の一種であるキゴシツリスドリの生態について述べていきます。

キゴシツリスドリは南米大陸北部に広い範囲で生息しており、その中でも開けた森林や大きな木のある耕作地などに主に棲んでいます。

キゴシツリスドリの食べ物

キゴシツリスドリは昆虫や果物などを主に食べて生活します。

キゴシツリスドリの巣

ツリスドリの特徴は何といっても巣です。巣はバッグのような形をしており、天敵から身を守るための工夫も施されています。中には生きた蜂も共生しており、蜂の近くで暮らすこともオオハシなどの天敵の影響を避けるための彼等の策略の1つです。群れで暮らす鳥でもあり、1本の木に100個の巣ができることもあります。

以下の動画は、キノドカラカラという鳥から巣を守ろうとするキゴシツリスドリたちを撮影したものです。

巣の大きさは30~45cmぐらいで、底部は広く作られています。また、巣は木の枝の先からぶら下がるようになっています。

巣作りや子育てを行うのはメスで、メスたちはより巣作りに適した場所を求めて競い合ったりもします。一般的に蜂の巣の近くは、蜂による保護が期待できるためより適した場所になります。

キゴシツリスドリの鳴き声

ツリスドリは鳴くこともあります。鳴き声はバラエティに富んでおり、かなり遠くからでも聞こえることがあります。以下の動画で鳴き声を聞いてみてください。

 

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最後に

不思議な形をしたな巣だけでなく、蜂と一緒に暮らして天敵をかわすなど、ツリスドリは非常に独特の生態をした鳥です。生き物って面白いなと改めて感じさせてくれますね。

 

 

 

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