怖いもの知らず!?ケリとはどんな鳥?大きさは?鳴き声は?

   

ケリは、チドリ目チドリ科タゲリ属に属する鳥の一種です。漢字では鳬、計里などと書いたりします。非常に攻撃的な鳥で、巣に近づくものであればなんでも威嚇しようとし、人間のようなものに対しても例外ではないようです。名前のもとにもなった、鋭い鳴き声も特徴的です。今回は、そういったケリについて調べていきたいと思います。

大きさや生息域、色

大きさは34~37cmぐらいです。頭や首は灰色、おなかは白色、背中は茶色で、足やくちばしは黄色(くちばしの先端は黒色)です。オスとメスはよく似ていますが、オスのほうがやや大きくなるようです。日本や中国で繁殖していて、日本では基本的には留鳥です。もともと本州の北部のほうに主に生息している鳥ですが、最近は九州のほうまで南下してきているようです。冬季には中国のものは東南アジア北部で、日本の北部のものなどは少なくとも部分的に、本州のより南部で冬越しします。

ケリの生態

ケリの食べ物

ケリは肉食です。浅い水の中にいるような昆虫やミミズ、軟体動物、カエルなどを餌として生活しています。

攻撃的な鳥?

ケリは先程も述べましたが、非常に気性が荒い鳥でもあります。巣に近づいたものであれば、なんでも鳴きながら威嚇し、追い払おうとします。カラスなどの鳥に限らず、人間のようなものであっても威嚇してくることがあります。

繁殖について

鳥といえば木の上などに巣を作っているイメージがありますが、このケリは田んぼのど真ん中など、地面にわらなどを用いて巣を作ります。田んぼに巣を作り、田植えなどでつぶされて巣作りからやり直し、というシーンもあるようです。卵は4個ほど産み、孵化まで1か月、子育てはそこからさらに1か月ほど要します。3月ごろから繁殖をはじめます。

ケリの鳴き声

ケリは「キリッ」「ケリッ」といった感じの、甲高く特徴的な声で鳴きます。「ケリ」という名前は、この鳴き声からついたとも言われています。

 

絶滅危惧種?

ケリは環境省によってレッドリストに指定されているわけではありませんが、都道府県によって絶滅危惧や準絶滅危惧などとして指定されている鳥です。

最後に

人間などに対しても威嚇してくる、怖いもの知らずのケリ。多くの都道府県に絶滅危惧などの指定を受けていて、しょっちゅうみられる鳥ではないかもしれませんが、野生でじっくり見てみたいですね。

 

 - 鳥類