シジュウカラについて解説!鳴き声や生態は?

白いほっぺたに黒いネクタイをつけたような姿で、いち早く春の訪れを告げるシジュウカラ。漢字では四十雀と書きますが、民家などに巣をつくることもあり、70円普通切手の意匠にもなるなど、我々にとっては身近な鳥の一種です。今回は、シジュウカラについていろいろと調べていこうと思います。


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シジュウカラの大きさや外見、生息域

全長14.5cm程度で体重は14g程度。スズメ目シジュウカラ科の鳥です。日本や韓国を含む東アジア、ロシア極東に分布しています。平地から山地の林に生息しますが、市街地や住宅地でもみられるおなじみの鳥です。

シジュウカラは背中側は青みがかった灰色や黒褐色で頬から後頸部に白い斑紋が入り、腹部の方は淡い褐色の羽毛で覆われています。また頭部は黒、喉から胸にかけても白い斑紋が入り、タキシードに黒いネクタイをつけたような色合いをしています。通常は渡りを行いませんが、食物が少ない時や寒冷地に生息する場合には渡りを行うこともあります。

コミュニケーションができる?

また最近では文を使う鳥としてシジュウカラのコミュニケーション能力に注目が集まっています。周囲に危険を伝えるときには「ピーッピ」、つがいの相手や群れの仲間を集めるときには「ヂヂヂヂ」というように鳴きわけ、しかもその二つの鳴き方のつなげ方で「要注意、もう大丈夫」といった内容を伝えているそうなのです。さらにそのつなげ方が違うと反応しないといったことも確かめられているのです。


チンパンジーなどでも異なった鳴き声はありますが、異なった鳴き声をつなげる順番で意味を伝えると言った意味ではまさに文を使っているということになるのです。今後研究が進むことも楽しみですね。

シジュウカラの生態

このように頭のいいシジュウカラは、家の軒下などにも巣を作ることもあり、野鳥の中では人に慣れやすく人の手からエアを食べることもあります。雑食で果実や種子、昆虫などを食べ、なかでもひまわりの種子が大好物で庭に置いておくと喜んで食べに飛んできますので、そんなときに指先にひまわりの種を手にのせてみると間近でかわいらしい姿をみることができるかもしれません。

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繁殖や巣立ち

また、シジュウカラは繁殖期には樹木につく昆虫をたくさん食べるため、昆虫の個体数の調整にも一役買っています。3月から4月にメスが一週間程度かけて苔や毛糸、犬の毛などを用いて巣を作ります。4月ごろには8〜10個程度の卵を生み、2週間程度抱卵することで孵化します。孵化後20日程度で巣立ちますが孵化後も2週間〜1ヶ月は親鳥とともに生活します。人間がかけた巣箱にも良く営巣し、繁殖期が終わった秋から冬には十数羽ほどで群れを作ることもあります。

ひなについて

ヒナの頃はアオダイショウなどのヘビやカラス、猛禽類が天敵となります。シジュウカラは住宅街でみられることが多く、営巣もしますので、巣から落ちたヒナを拾うことも起こる可能性がありますが、ヒナを保護した場合には、毛のはえそろっていないヒナであれば巣を見つけて中に入れてあげる、毛が生えそろって生きている場合には、近くの木の枝に止まらせてその場を離れて様子を見てあげましょう。また、雀と同じようにガラスに頭をぶつけて気絶していることもありますがそのときには意識が戻るまでは箱などに入れて様子を見てあげましょう。意識が戻れば、放鳥してあげてください。

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最後に

いかがでしたか。身近なシジュウカラですが、鳴き声を使い分けるなどしているのは驚きですね。

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